けいこ ヴァールハイト Keiko Wahrheit Official Blog

九頭龍神社で龍を助けて来た話(3)

こんにちは、あべです。
 
前回ブログの続き・・・。
 
(シリーズブログはこちらから)
 
 
 
X大社のご祭神であるガイドのおじいちゃんに
 
「危険な目に遭わせたくなかったら犬は置いて行きなさい」
 
と言われたアテクシ。
 
まぢっ
 
恐れおののきながらも、一人で九頭龍神社の本宮に行くことに。
 
芦ノ湖のすぐ脇にある遊歩道をトコトコ歩く。
 

 

 

歩いている間は特になんもなし。
 
が、まもなく本宮への入り口が見えてくるかなという頃、「そろそろじゃな」とおじいちゃんが話しかけてきた。
 
おじいちゃんは言う。
 
ここで行うことを告げる。
 
まず九頭龍神社に参拝する。
 
手を合わせて祈りなさい。
 
そこで次の導きをおろします」
 
おぢい
 
それだけ
 
わかんないけど、とにかく手を合わせたらいいのね
 
仕方がないので、そのまま歩く。
 
やがて遠くに「九頭龍神社入口」の看板が見えてきた。
 
 

 

九頭龍神社は大きな公園「箱根九頭龍の森」の中にあり、入園料が500円かかります。
 
毎月13日には月並祭(つきなみさい)が行われており、このときだけは芦ノ湖の元箱根港から船が出て入園料も無料になるそうな。
 
園の中はこんな感じ。

 

 

 
犬も入れるみたいなので、オーシャンと龍ノ輔を連れて来たら喜ぶかもな〜なんて考えながら歩く。
 
が、おじいちゃんが
 
「寄り道をせず、まっすぐ九頭龍神社本宮まで来なさい」
 
と言うので、そのままトットコ本宮に向かう。

 

 

 
遠くの方に赤い祠が見えて来た。
 
近づきながら、おじいちゃんに聞く。
 
「この神社のいわれはなんですか
 
おじいちゃんは言う。
 

「この神社のいわれを述べるなら、もともと主はいなかった。

 

据え置かれた。

 

この意味することがわかるか。

 

放浪者の放置。

 

する必要のないことをした。

 

そういうことじゃ。

 

参られよ。

 

名前を言ってはならない。

 

厄が降ります」

 

放浪者の放置

 

ちょっと意味がわからなかったがメモる。

 

しかし、名前を言ってはいけない

 

厄が降りるとは・・・

 

怖いけどがんばる。

 

続く。