けいこ ヴァールハイト Keiko Wahrheit Official Blog

オアフ島で奇跡に遭う(12)

こんにちは、あべです。
 
続き・・・。
 
 
 

 

ワイメア渓谷はもともと非常に神聖なカフナの谷で、神官たちが住む場所であったが、現在はアミューズメントパークになっている。
 
ヘイアウ(神殿)は園の外、駐車場にあることを知っていたが、近づくと声が言う。
 
「ヘイアウに来る前に行かねばならない場所があります」
 
これを皆には告げなかったが、自然とみんな入口の方へ。
 
やはり順番はカーネアキ神殿のときと同じ。
 

声は言う。

 

「これから行うのは正式な許しの儀式です。

 

あなた方をヘイアウに呼ぶ前に一つの許しの儀式が必要です。

 

まずそこへ行く必要があります。

 

彼女に従って正式な参拝方法を学ぶ必要はないが、正式な許しの儀式が必要です。

 

彼女に従ってください」

 

 

チケットを買って中に入り、彼女に言う。

 

「神殿の前に行かないといけない場所があって、彼女が知っているから彼女に従うようにと上が言っています」

 

頷く。

 

そして中に入ってすぐの場所で立ち止まる。

 

手を繋ぎ一礼。

 

チャント(祝詞)を唱える。

 

順番に唱える。

 

そして深々とまた一礼。

 

 

声は言う。

 

「あなたは正式に許されるためにここに来た。

 

再契約をするこの地と。

 

あなたはもともとこの地との繋がりが強かったが、あなたが蹴った。

 

無礼なことをしたかどで追放された。

 

逆恨みは必要ない。

 

許しを今あなたに授ける。

 

再びこの土地とともに働くことを許されるためにあなたはここにきた。

 

そのことを喜びのもとにご理解いただきたい」

 
木漏れ日の漏れる遊歩道、たくさんの外国人たちが談笑しながら行き交う場所をただ無言で隊列をなして歩く私たち。
 
外国人たちが興味深げな顔で見送る。
 
 
歩きながら私は声の主に問う。
 
「あなたは誰ですか?」

声は答える。

「私はカフナの王。

この地にもともといた存在。

あなたとも渡り合ったことがある。かつてこの地にいたときの話だ。

我々はまた共に働く。

そのことを許すのは我々ではない、神である。

神と再び繋ぎます。

我々は黙って歩く。

 

 

 

 
そして一番奥まったところにある聖なる滝まで。
 
 
合掌をした。

声は言う。
 
「正式にあなたを許します。

この地と再契約を結びます。

再びあなたはこの地を訪れてもよい。

我々が今それを許します。

最後にヘイアウを参って誓いをしてください。

あなた方を神に繋ぎます」

 
 
途中、大きな木の下で瞑想をした。
 
姉にもメッセージが降りて来た。
 
続く。