こんにちは、あべです
さて、熱田神宮の話、続きを書きます。
(前回の話はこちらです)
そんなこんなで、夫とKちゃんという異色の3人で熱田神宮に行くことになった。
私たちはみんな似た者同士。
「日帰りで熱田神宮ならそんな朝早く行かなくてもよくね 」
という感じで11時に品川集合になった。
ほら、キッチリした方々なら
「ちゃんと旅行楽しみましょ 」
て感じで、8時とか9時の新幹線に乗ったり、せっかくならあそことここも行きましょ、とかなるじゃん。
私たちは「早起きとか無理〜 」てな感じで「11時くらいに出れば十分っしょ」となった。
しかも下調べもなし、ついでにどこかに行くとか有名店でご飯食べよう計画もなし(笑)。
とりあえず熱田神宮参ればいいんでしょ 的な・・・。
神様すいません
しかし、そんな様子に危機感を覚えたのか、前日の夜にガイドが話しかけてきた。
「あなたたちは熱田神宮のあとに行く場所がほかにもあります。
寄り道せずに速やかに熱田神宮に行ってください」
と言うのだ。
熱田神宮に行くだけだから時間的にもヨユーと思っていたら・・・。
ほかにも行くとこあるの
どこに行くのか聞いてみたが、ガイドは「明日導きを降ろします」と言うのみ。
まあとにかく11時出発だと、それらの用事を済ませるためには時間がいっぱいいっぱいらしいということはわかった。
ダラダラ行ったりどっかに寄られたら困るということでの導きのままらしい。
遅刻しないようにせねば・・・。
と思ったにも関わらず、案の定、遅刻した
品川駅で先に来ていたKちゃんに言う。
「なんかさ、熱田のあとどっか行かないといけないらしいの。
速やかに来るようにと言われてもーた」
そして我々は自由席のチケットと駅弁を買い、ホームに降りてきたところにちょうど滑り込んで来た新幹線にそのまま乗った。
「速やかって言ってるなら、乗っちゃいましょうかね」
というKちゃんの言葉に従って。
首尾よく座れてやれやれ。
そんなこんなで我々を乗せた新幹線は一路名古屋へ〜。
新幹線が発車してまもなく、ガイドが話しかけてきた。
「今日行うことを述べる。
速やかに熱田神宮に参ってください。
そのあとまた導きします。
熱田に着いたらお迎えがきますので従ってください」
また速やかにって言われてもーた(笑)。
わかったよ、ガイド
そして熱田神宮
ガイドの予告通り、果たして熱田駅につき熱田神宮に向かって歩いているときにお迎えが現れた。
今度のお迎えは動物じゃなくて人だった。
桜色っぽい着物を妖艶に着崩した色っぽい女の人。
その人が言う。
「さらなる能力の向上のためにあなたを呼びました。
ここで行うことを述べるなら、道開きと同時に道の確定。
もう後戻りはできなくなります。
神の道を正しく進んでください。
私たちが道案内をします」
さらなる能力の向上
うれしす
そして道の確定・・・
やはり、と思った。
そんな気がしていた。
なぜなら、永平寺でもおじいちゃんに念押しされたから。
おそらく、これまでは別の道を選ぶこともできたけど、ここからは確定されて、神とともに人々に導きをさせていただく方向にまっしぐらとなるよう。
(その時のブログはこちら)
しかし、アテクシこんないい加減な人間たけど大丈夫かしらん。
ともかくがんばるわん
声はさらに言った。
「また左にいる方はどなたですか。
お見かけしませんが」
(笑)
Kちゃんのこと。
私は言った。
「◯◯K子といいます。本日一緒にお参りさせていただきます」
すると声は言った。
「あなたのお供ですね。
よろしい、ではともに引き上げていきます。
ご主人は体調がよろしくないようですが」
よくわかってんな、さすが。
「はい、そうかもしれません・・・」
私は言う。
「よろしい、ともに守護していきます。
まずは本殿に参ってください。そのあとまた呼びます」
と声は言った。
続く。
いや、ここで補足。
このお遣いの人によく似た女性の絵が境内にあったのだ。
くりそつ。
まぢで。
誰すか、これ
絵には「楊貴妃の古事」とある。
調べてみると、熱田神宮と楊貴妃が関係しているという伝説があるらしい。
唐の玄宗が日本を攻めようとしたとき、日本の神々が困ったことだと相談をした。
その結果、熱田大神(天照大神)が楊貴妃として生まれ、玄宗を思いとどまらせた、ということらしい。
そのため、境内にある別宮の清水社には「楊貴妃の墓」といわれている場所があるらしい。
詳しくはこちら・・・。
なーんも下調べしないで行ったから、知らんかった
そんな願いが叶う場所があったなら行きたかった
時すでに遅し・・・。
まあいいや、また行きます
しかし、だとしたら私が見かけたこの存在が熱田大神なのか。
お遣いじゃなくて
まさか。
よくわからないので続く。