こんにちは、あべです
伊勢神宮に行って来ました
面白かったです(なにが )
忘れる前にシェアしたいと思います
まず、こうやって神社に呼ばれるとき、だいたいにおいて私はどこでなにをすべきかよくわかっていない。
この旅ももちろんそうであった。
先のblogに書いたように、だいたい行くところはわかっていて、私の今回のメインは月読宮だとも思っていた。
なので、伊勢市駅についたとき、まず月読宮に行くのかなあ と思っていたのだが・・・。
違った(笑)。
まず伊勢市駅について、車を借りようとレンタカー会社を探していた。
あちこち呼ばれるのに備えて車を借りておいた方がいいと思ったのだ。
しかし、声がする。
「車など必要ない。歩いて来られよ」
おっとりした品の良い感じ。
「レンタカー必要ないって言ってる 歩いて来なさいだって」
もともと同行者のMちゃんは伊勢神宮に10回以上も参っていて
「車は借りなくてもいいと思いますよ」
と言っていた。
やはりそうなのか・・・。
ではレンタカーはやめましょうということに。
しかし、歩いて来られよと言われても・・・どこに
それがわかってない(笑)。
月読宮
なんか違う感じがする。
そこで声の主に聞いてみた。
「どこに行けばいいですか 」
声の主は答える。
「猿田彦神社に参られよ。
まず順序正しくお参りしてください。
それから月読宮に参られよ」
猿田彦神社 順序正しく
順序がわからないから聞いているのだが・・・
とりあえず2人に言う。
「まず猿田彦神社に行く必要があるみたい。そこに向かいましょう」
ここでふと思う。
この人ダレ
いつもの私のガイドではない。
お迎えのピンクの着物の女の人でもない。
声の主にフォーカスしてみると、なにやら大きなゆったりした男の神様(大黒様風の風貌)が見えてきた。
伊勢神宮エリアの上全体にどーんと乗っているような大きさ。
なんだろう、このあたり一帯の守り神のような感じ。
この存在に尋ねてみた。
「順序正しくお参りって、どういう順番ですか 」
すると声は答える。
「まず道開きの猿田彦神社に参ってください。
それから内宮、外宮の順で参り、そののち月読宮に行ってください」
ふむふむ。
ん
ここで思う。
内宮 外宮の順でよかったんだっけか
そこで再びMちゃんに聞いてみた。
「お伊勢さん回る順序ってどうでしたっけ 」
「外宮 内宮です 」
きっぱりとMちゃんは言った。
やっぱり。
そんな気がしていた。
有名な話なので私が補足するまでもないが、一応知らない方もいるかもなのでお伝えしておこう。
伊勢神宮には天照大神様を祀っている内宮と、豊受大神様を祀っている外宮とが少し離れたところにあって、どちらも参った方がいいと言われている。
そして、それぞれをお参りする順番も決められていて、通常では外宮から内宮へお参りするようにと言われているのだ。
しかし神様は内宮 外宮と言っている。
聞き間違いではないかと思い、もう一度聞いてみた。
すると、やはり内宮 外宮という。
「なんか、内宮が先で次に外宮と言ってる」
と私は言う。
まあしかし、まずは猿田彦神社からということなので、我々は猿田彦神社に向かうバス乗り場に向かった。
その途中、声がまた言った。
「多くの人が誤解をしています。
正しい順番でお参りをするようにあなたから伝えてください」
ええ〜、私が言ったって、みんな聞く耳持たないと思う・・・
ま、一応言ったけどね(笑)。
神様がいうには
「本来、どちらから参らなくてはいけないという決め事はないのです。
ただ、あなたたちも誰かを訪ねて行ったらその家の主人にまず最初に挨拶をするでしょう。
それと同じことです。
まず主祭神にご挨拶が必要です」
とのこと。
猿田彦神社は道案内の役割をする神様を祀っているから、道案内をお願いするために最初に参るんだとか。
かなり世間一般の常識を覆していますが、伊勢神宮お参りされる方はご参考までに〜
実際、熱田神宮に行った時には、八剣宮に呼ばれていて、でもその前にいったん熱田神宮にご挨拶してから・・・という流れになった。
また、桜島の月読神社に行った時も、桜島を司る山の神に最初に挨拶が必要とも言われた。
やはりそんなしきたりが神の世界にはあるようです。
そんなこんなで・・・。
猿田彦神社
入口を入ると声が言う。
「ここで行うことを述べる。
まずYさんは道の確定。
天命に沿って歩むことができるように、道開きの猿田彦命(サルタヒコノミコト)をガイドサポートにつけます。
彼の道案内に従って正しい道を歩むように。
Mさんは複雑に絡まった(エネルギーの)糸をほぐしてシンプルにして、より正しくまっすぐ天命に沿った道を進めるようにしていきます。
あべさんは2人をここに先導してきたことのお礼と先導者としてこれからも正しく必要な人を導くことができるように、道開きの猿田彦命のエネルギーを降ろしていきます。
それぞれご拝殿の前でこのように言ってください。
名前と生年月日、『天命に沿って正しく道を歩めるように、そのサポートをお願いします』と」
それぞれ手を合わせ、言われたように言葉を述べた。
Mちゃんの「複雑に絡まった糸」とは
どうやらあちこちの神社を回るのが好きなMちゃんは、いろんな神様と縁を結び過ぎていている+表に出る仕事をしているので上もみんなMちゃんを使いたがっていて、その両面から「複雑化」しているということらしい。
いらない縁はない方がスッキリして前に進みやすくなるのは当然だよね。
さもありなん。
そして頭を下げて猿田彦神社を出ようとすると、Mちゃんが言った。
「あそこに芸事の神様・天宇受売命(アマノウズメノミコト)を祀った佐瑠女神社(さるめじんじゃ)もあるんですよ。
そこにもお参りしていきましょう」
見ると目の前に小さなご拝殿がある。
しかしこのとき、きっぱりと声が言った。
「必要のないところにはお参りしないでください」
まぢ
「ごめん、Mちゃん、必要のないところには行かないようにと上が言ってる」
仕方なく私は言う。
「あっ、そうなんですね
私の複雑に絡まる糸って、こんな風にあそこもここもって行ってるからですかねえ 」
とMちゃんご本人が言っておられた・・・。
さもありなん。
このような神社に呼ばれてイニシエーション体験をしていて思うのは、やはり神社の御利益をキチンと正しく受け取るためには、作法というか順序というか、そういうのがあるんだなあ〜ということ。
たとえばね、今の出来事。
「必要のない神社に参る」
つまり、今必要ないエネルギーを取り込んでしまうということ。
すると複雑にエネルギーが絡み合うことにも繋がるし、エネルギーが打ち消しあったりもする。
お料理を考えたらわかりやすいけど、何でもかんでも調味料を入れれば美味しくなるわけじゃない。
美味しい料理を作るためには目的を持って正しい素材を使い、正しいタイミングで正しい調味料を正しい分量で入れる。
神様からのエネルギー注入もこれと同じなんだなあと思うのです。
もう1つ、今回回っていて思ったのは、主祭神ごとのエネルギー(役割)があって、お参りすることでそのエネルギーは分けてわもらえるけど、違うエネルギーを分けてくださいといってももらえるはずないということ。
例えば猿田彦神社は「道開きのエネルギー」を持っていて、自分の道を正しく歩むためのサポートをしてくれる高次存在(神様)がいるところ。
ここで
「お金が入ってきますように。そのサポートをお願いします」
と頼んでも、それは門外漢なので無理っす〜てことになるというね。
やはり料理の話じゃないけど、正しい時期に、正しく魂の流れに沿った神社に行き、正しくそのご祭神が持ってるエネルギーをもらう、ということが大事みたいです。
いつが正しいかっていうと、やっぱり心の声に耳をすませて、行きたいとか行く必要があるって思う時かなあ。
あとトントン拍子に図らずも行く運びになるとかね。
頭で考え過ぎず流れに任せるのは大切ですね。
さて、ということで、次に我々は内宮に向かった。