けいこ ヴァールハイト Keiko Wahrheit Official Blog

オアフ島の奇跡の続きをハワイ島ワイピオ渓谷で体験する(4)

こんにちは、あべです
 
続きを書きます。
 
 
皆で必死に川を渡っていると、Y子社長が川の中で転んで下半身びしょ濡れになった。
 
そして「行かない」と言い出した。
 
しかし上は全員で来なくてはダメだという。
 
私は祈るような気持ちで言った。
 
「上が4人で揃って来なくてはダメだって言ってます〜
 
しかし、無理なら仕方ないかと、それだけ言って前を向いて川を再び渡り出した。
 
気づくとY子社長に追い抜かれていた(笑)。
 
ほっ
 
 
しかし私はこのとき、上に文句を言った。
 
「来いって言ってるのに、なんなのこの障害
 
すると上はおかしそうに笑いながら
 
「それくらい超えられるだろう。これもイニシエーションの一環だ」
 
と言った。
 
 
今回の皆のミッションは、パワフルさや勇敢さを引き出すということなので、川をワイルドに渡ることもイニシエーションなのだと。
 
まあ、そう言われたら確かにね
 
 
そして我々は裸足で海岸の端を目指す。
 
ワシャワシャ歩く。
 
すると今度は・・・。
 
音がして見上げると、大粒の雨が向こうからやってくる。
 
雨と曇りの境界線にいて、こっちは降ってないけど向こうはザーザー降り。
 
「雨
 
と叫んでいるうちに、ザーッとスコールに見舞われた。
 

 

今度は雨かっ
 
キャーっと叫んでみんなで木陰に逃げ込みかけたが、やむ気配なし。
 
行くしかないと再び前進を始めた。
 
もう全身ずぶ濡れ
 
まだ海岸の端はけっこう遠いぞ〜
 
帽子を雨よけにして下を向いてとにかく歩く。
 
こんなになってそこまで行って、何もなかったらどうすんだよ〜という私の心の中の叫び。
 
 
しかし、近づいていくと、1つの映像が見えて来た。
 
海岸の橋のあたりに、ずらりと古代ハワイアンの男たちが並ぶ。
 
皆、上半身裸で腰布つけて頭に布でかぶりものをしている。
 
その真ん中に長老がいて、私たちが来るのを待っている。
 
 
響く声が聞こえる。
 
「そなたの役割を命ずる。この土地の浄化と書き換え。また正しき顧客たちをここに連れて来る。そのほか云々かんぬん」
 
(メモが途中で忘れてしまいました すまん)
 
そんな映像を見ながら下を向いてとにかく歩いていると、砂浜ではなく一本内側に道を入ったところという感じがする。
 
ガイドに聞いてみると
 
「わかりやすいからそのまま砂浜を歩けばいい」
 
と言う。
 
わからないけどとにかく言われるまま歩く。
 
 
すると、あともう少しで海岸の端に到達しようかという頃
 
「通り過ぎないでください」
 
という声がふいにした。
 
へっ
 
と顔を上げると、はたして、左の木の茂みの向こうにやぐらのようなものが見える。
 
あれってもしかして・・・・・・。
 
ヘイアウ
 
 
はたしてそうであった。
 
海岸から少しだけ内陸に入ったところに、こじんまりしたヘイアウがあったのだ。
 
「ここですか」と聞いてみると、そうだという感じがする。
 
 
そして小さい石垣の囲いを乗り越えてヘイアウの中へ。
 

 

声が言う。
 
「4人並んで座りなさい」
 
私は皆に指示をして、4人並んでおやしろの前に膝まづいた。
 
「塩を皆に配り、口に含んで頭の上にかけてください」
 
と言われ、その通りにする。
 
「それぞれ名を名乗り、欲しいこととなくして欲しいことを言いなさい」
 
と言う。
 
皆に言って、私も手を合わせて慌ててそれらを言った。
 
そののち、全員にメッセージが伝えられた。
 
(もちろんそれを言ったのは私の口だが)
 
「イニシエーションは完了しています。速やかにお帰りください」
 
というアナウンスがあり、全てが完了した。
 

 

感無量・・・
 
本当にヘイアウがあって・・・よかった(笑)
 
 
そして我々はずぶ濡れのどろんこの裸足のまま、それぞれ靴を持ってもと来た道を戻った。
 
もう1箇所だけ行くところがあると感じていたが、それは坂を降りた渓谷の入り口のところ。
 
浄化の儀式が必要という導きに従って、そこに水と塩を巻き、祓いの祝詞を唱えてお清めを行なった。
 
 
ずぶ濡れで疲れてはいたが、清々しい気持ちで坂を上がった。
 
坂は・・・相変わらずハードではあったが
 

 

ゼェゼェ、ハァハァ
 
しかし、実はこれで終わりではなかった。
 
坂をまもなく上がり切るという手前で、先ほどの馬に乗った若いハワイアンの王の姿が見えて来たのだ。
 
その男は、やはり確かに私の過去世だと感じた。
 
姿形は違うし男だけど、私だという確信があるのだ。
 
この私の側面は、私のどの部分のブロックだろうと注意深く観察してみた。
 
 
若くてみずみずしくて、勇敢でこの地や民に良きことをしたいと思っている。
 
役目や役割はわかっている。
 
勇敢さや神ごとの気質を出して皆を導いて行かなくてはならないこと。
 
それをする気もある。
 
だけど、今一つ自信がない。
 
かつて侵略されたり攻撃されたことにより、やり切れないだろうという思い、また恐れもある。
 
でもかといってここから逃げることや他の道に進むこともできない。
 
前にも行けず、退くこともできず、迷いながらただこの地を去りがたくウロウロしている・・・。
 
まさに私だった
 
この意識には覚えがあるよ
 
この自分の側面をリトリーバル(救出)しなければと思った。
 
 
考えて、彼の前に天上界(フォーカス27)につながる道を作った。
 
すると彼はその道を見て、やがて馬を走らせた。
 
途中 長老を自分の後ろに乗せると、そのままフォーカス27へ。
 
上につくと、大勢の人々がこちらに向けて矢を構えていた。
 
しかし、男が彼だと気づくと矢を降ろして駆けつける。 
 
皆が祝福してくれている。
 
再会を喜ぶ。
 
その中に姉の姿を見つけた。
 
白い粗末な服を着ている。
 
内臓がない。
 
私のせいで生贄にされた過去世の姉。
 
光を送り、癒して戻す。
 
「勉強は進んでるか」と声をかけるとううんと、首振る。
 
内臓がないのが気になって身が入らないみたい。
 
癒すと満足したようす。
 
ペンを渡すと机に向かう。
 
若気の至りと立場を利用して、そこまで夢中だったわけじゃないがちょっかいをかけた私。
 
そして密通したかどで罰せられ生贄にされた姉。
 
このときの姉への罪悪感が立ちのぼってくる。
 
あぁ、やはり上に言われていた通り、ここにも姉を犠牲にした過去世の関係性があった・・・。
 
このお互いを縛るブロックを解除できたことにも感謝
 
上にあげた自分の過去世の男を見てみると、白いカプセルに寝かされて、光を浴びせられて癒されている。
 
神様がうなづく。
 
今度こそ、やりきった感
 
 
その後、ワイピオ渓谷の近くにあるホノカアタウンに寄って服を買って着替え、温かいスープを飲んで帰途についた。
 

 

 
この旅で、また1つ自分の欠けた側面を回収できたことを嬉しく思います。
 
まだまだ旅は続きます。
 
もっともっと完全な光のかたまりになりたいです
 
ではまた