けいこ ヴァールハイト Keiko Wahrheit Official Blog

現実創造の要について「どう生きるかではなくどう考えるか」

こんにちは、あべです

 
 
昨日は、現実創造の要についてその1のお話をしました。
 
 
簡単にいうと・・・。
 
 
 
 
「自分の意識が現実を創ってる」
 
 
「だけど潜在意識も含む意識だから、その意識の中には『自分』はいない」
 
 
「むしろ他人のような自分が自分の内側にいる」
 
 
「すると人は本当には『自分』が何を求めているのか知らない」
 
 
「だけどひとつだけ知る方法があるとすれば」
 
 
「それは『今の自分の現実』および『過去の自分の現実』を見ること」
 
 
「なぜなら『意識が現実を創る』から」
 
 
 
 
 
生きてきた現実はすべて私たちが生きたかった現実。
 
 
 
 
 
本当にそうなの。
 
 
今日はその例をひとつだけわかりやすく説明しますね。
 
 
 
 
 
たとえば。
 
 
とあるA子さんという人がいます。
 
 
このA子さんは営業が上手です。
 
 
会社勤めをしていてそこそこに地位も高い。
 
 
だけどお給料は横ばいで、これ以上出世するめどもありません。
 
 
ではどうするか。
 
 
A子さんは50代の半ばにさしかかろうとしていて、未だ独り身です。
 
 
すると彼女はこう考える。
 
 
「退職金をもらうまでは絶対に辞められない。
 
 
なぜなら私は独り身だし、この先頼る人はいない。
 
 
お給料が横ばいだとしてもそこまで悪くはない額だし、そもそも私の年齢で安定した雇用をしてくれる企業もないだろう。
 
 
むしろ私は安泰な人生が送れてラッキーなのかもしれない。
 
 
大した学もないし、大した能力もない自分がここまでやってこれただけでもありがたいことだ。
 
 
神に感謝だわ」
 
 
 
 
 
さて、この話を聞いてみなさんはどう思うでしょうか
 
 
至極まっとうだと思う方・・・。
 
 
あなたの潜在意識およびA子さんの潜在意識は実はこのように思っています。
 
 
すなわち。
 
 
 
 
 
「私は自分の人生をまっとうしたくない。
 
 
全速力で最高最善の幸せを求めたくない。
 
 
だけども不幸にもなりたくない。
 
 
なぜなら私はそこそこ不幸だから」
 
 
 
 
 
このパラドックスがわかりますか
 
 
つまりこういうことです。
 
 
A子さんはいつも自分がうらぶれた考え方をしていることに気がついてもいません。
 
実はA子さんの営業の手腕は素晴らしく、彼女は営業マネージャーとして続々売り上げを立てていて、彼女が売るならと買ってくれる顧客は後を絶たない。
 
 
だけども彼女が先ほどの思考を持っている限り、自分の素晴らしい手腕を自分に使えない。
 
 
 
 
また別のB子さんの話をしましょう。
 
 
B子さんはそこそこに美しいです。
 
 
そして出世意欲はない。
 
 
そして花嫁修行を若い頃にさせられていてお料理が上手です。
 
 
お花を活けたり。
 
 
お琴を弾いたりもします。
 
 
その代わり部屋の片付けは下手くそ。
 
 
けっこうズボラでもあります。
 
 
彼女はこう考える。
 
 
 
 
 
「私は結婚したいのにまだできない。
 
 
なぜかしら。
 
 
料理も上手だし花嫁修業もしたし。
 
 
そんなにブサイクでもないのに、なぜ誰も結婚してくれないのかしら」
 
 
 
 
 
B子さんは40代に差しかかろうとしていて焦ってもいますが、実は彼女の潜在意識はこのように思っています。
 
 
「結婚したくない」
 
 
のみならず
 
 
「誰にも私の人生を邪魔されたくない」
 
 
 
 
 
その心は・・・。
 
 
 
 
 
すなわち、A子さんもB子さんも、自分の本当の心の声を知らなすぎるのです。
 
 
A子さんは常にこう思っています。
 
 
彼女の潜在意識、本当の心の思いです。
 
 
 
 
 
「私は本当にダメ人間。
 
 
私のような人間を雇う人はかわいそう。
 
 
だって私は大した働きもできないし、大した計画も練れないし、大した影響力もない。
 
 
だから申し訳ないから一生懸命働くだけ。
 
 
働かせていただいてありがとうございます」
 
 
 
 
 
B子さんはこう思っています。
 
 
同じく潜在意識でです。
 
 
「私は絶対に結婚なんてしたくないわ!
 
 
だって結婚したら毎日片付けしなくちゃいけないんだもん。
 
 
私、掃除は嫌い。
 
 
面倒なことは嫌いなのよ。
 
 
だから人と一緒に住むなんてまっぴらごめん。
 
 
おさんどんや人の世話で一生を終わるなんて絶対に嫌だわ。
 
 
誰か白馬の王子様でも現れて私を連れ去ってくれないかなあ。
 
 
私が家事も手伝いもしなくてよくて、美味しいものをたらふく食べさせてくれて、好き勝手にやらせてくれてお金もたくさんくれる人。
 
 
こんな人が現れたら結婚してあげてもいいけど、どうせいるわけないしなあ」
 
 
 
 
 
さて、その心は?
 
 
 
簡単に言ってしまえば
 
 
 
 
 
 
「誰も自分の心が本当には何を望んでいるか知らないということ」
 
 
 
 
 
つまりさ、みんな人ごとなの。
 
 
自分ではない誰かは、潜在意識が何を望んでいるか知らなくて不幸にも不幸な人生にハマったままなんだって思ってる。
 
 
もう少しわかりやすくいうと
 
 
 
 
「私はわかってる。
 
 
私は潜在意識を含む意識が現実を創るってわかっているから大丈夫。
 
 
だけどあの人はわかってない
 
 
と思っているということ。
 
 
 
 
 
そういう本を読んだり人から聞いたり、ワークショップに参加してくれている人だってそう。
 
 
かくいう私だってそうなんだから。
 
 
潜在意識が何を望んでいるかわかったつもりになっている人こそおためごかし。
 
 
まあ、私こそたびたびそうだから人のことはまったく言えないわ(笑)。
 
 
 
 
 
それでは明日はまたこのことについて、もっとわかりやすい解説をしていきますね。
 
 
お楽しみに