2020年2月13日

思いを遂げられなかった先祖が私たちの内側で「自らを縛る癖」を創る

 

 

今朝見た夢。

 

 

先日行った『呪術解除セッション』の引き続きの効果と思われるので、シェア方々解説します。

 

 

こんな夢。

 

 

たくさんの親族が集まっている。

 

 

お手伝いさんたちも多くいて、いくつかの部屋があるよう。

 

 

その大広間にみんなが集まり、謎の祈祷師が呼ばれている。

 

 

私は

 

 

「本当は私でもできるけど、まあいいか、周りに合わせよう」

 

 

と思っていて、その祈祷師であり霊能者である老婆(と思い込んでいる)が何を言うか、どんなことをやるのか参考までに見てやろうと思っている。

 

 

私は別の部屋にいて、祈祷が始まる。

 

 

祈祷師は「理由がわからない」と言っているよう。

 

 

何かの解決できない問題があって、親族の誰かがその人を呼んだみたい。

 

 

私は、問題と関わる黒い石(お位牌のような形をしている)とたくさんの顧客の名前が書かれた紙を持っていて、祈祷師が何をするのか見ようと大広間に入る。

 

 

祈祷師は意外やお婆さんではなくて、黒髪をアップにした背の低い痩せたおばさんだった。

 

 

いろんな祈祷道具が並べられているその部屋で、祈祷師は私のちょうど目の前あたりに背を向けて座ると、念仏を唱え出す。

 

 

すると突然、祈祷師の左手が上がって、何事か叫びながら垂直に開くと、そのまま手は私の目の前に。

 

 

真っ赤なフラッシュが私のおでこあたりにピカッと光り、祈祷師は私に向かって

 

 

「ここに原因が!!」

 

 

と叫ぶ。

 

 

突然のことに私が驚いて横に倒れると、私の隣あたりに座っていた叔母に向かって

 

 

「お前がどうのこうこで、どうたらこうたら!」

 

 

と叫ぶ。

 

 

どうやら、あなたにたくさんの厄が降りてしまっていると言うようなことを言っているよう。

 

 

そのまま凄い勢いで祈祷師は私の後ろに飾ってあった和紙で作られた人形のうち、男の人形と女の人形を掴むと

 

 

「こいつらが一緒になれなかったことが一番大きな原因だ!」

 

 

と叫ぶ。

 

 

あまりの驚きと恐ろしさで、はっと目が覚めた。

 

 

 

たくさんの親族たちが集まっていたこと、和室の大広間にお手伝いさん(女中)が多くいたこと、何より祈祷師が呼ばれて祈祷をしていたことと、私が位牌のような黒い石を持たされていたことなど、どう見てもこれは先祖系の呪術解除の夢です。

 

 

また、たくさんの顧客の名前が書かれた名簿のようなものを私が持っていたことから、やはりこれは私個人の解除でなく皆の解除も含む夢だと思われます。

 

 

ここにはやはり、参加者の方も含むさまざまなメタファーが隠されているのですが、すべてを書くと冗長になるので、皆への周知として必要な部分だけ解説をします。

 

 

まず、なぜ祈祷師がお婆さんだと思わされていて、実際に見てみたらおばさんだったのか。

 

 

ここにも一つトリッキーな仕掛けがあります。

 

 

私は普段から人とはフレンドリーに関わるタチなので、あまり面と向かって嫌われたりしたことはない。

 

 

だけれども、やはりこの世界では相当私のことを嫌っている人たちもいるようで、その人たちのエネルギーを体現する形で、おばさんの祈祷師として姿を現したらしいです。

 

 

年の頃は、50代後半から60代前半くらいのその人は、やはり他人に呪いをかけるのが得意なタイプ。

 

 

どうやら私は、何人かの同業者の方に、体のあちこちに不調が出るようなものも含めて呪術がかけられていたようです。

 

 

また、親族にまつわるものについて。

 

 

私には叔母が二人います。

 

 

彼女たちは一見幸せそうに見えますし、二人とも健康で海外旅行が好きで世界中を旅して回っています。

 

 

だけれども、よくよく考えてみたら、一人の叔母は、かつて17歳の娘を白血病で亡くした。

 

 

彼女は4歳の時に白血病にかかり、10何年も闘病を続けた結果、亡くなった。

 

 

その影響で、その子の兄は大学受験に失敗して希望校には行けなかったし、その後も10年以上会計士になる勉強を続けた挙句挫折した。

 

 

40歳を過ぎて先日ようやく結婚しましたが、子供は作らない主義だと言って、叔母には孫がいません。

 

 

方や、もう一人の叔母は、夫は某有名企業の副社長の地位まで上り詰めたし、子供は3人いて全員結婚し、6人の孫に囲まれている。

 

 

私の母はというと、貧乏はしたし、性格のひねくれた変わり者の父と結婚したせいでとても苦労した。

 

 

だけれども、子供を亡くしたり大病するようなことはなく、今では私も姉も独立して稼いでいるのでその世話になって悠々自適。

 

 

姉には子供がいるので孫もいて、そこそこの人生を送っている。

 

 

なぜ私が親族の話を詳しく書いているかというと、みなさんの知恵知覚として欲しいなと思うからなのですが。

 

 

三姉妹で人生模様が異なるのはなぜなのか。

 

 

先祖が同じならば、同じような困難度、似たような人生観でしかるべきではないのか。

 

 

そのカギは、魂側でなく、やはり先祖側に多くあります。

 

 

まず、先祖の流れは一律同じように子孫に流れ込まないということがまず言えます。

 

 

先祖の砂利やゴミばかりが流れ込む人もあれば、逆にその家の家宝ばかりが流れ込む人というのもある。

 

 

さらには、父方と母方のどちらの要素がどれだけの分量流れ込むのかも、人によって違います。

 

 

なぜ違うのかは、魂の様式による部分も多いようですが。

 

 

この話は、またいずれ詳しくしていきます。

 

 

 

またここで、先祖供養が必要な人の特徴について言うと

 

 

1.お金に困りやすい人

 

2.体が弱いか、体を壊しやすい職業についている人

 

3.対面を気にしがちで自分のためだけに生きることが難しい人

 

 

が挙げられます。

 

 

このうちの3では、人に迷惑をかけられやすい人という意味を含みます。

 

 

また、もし4を設けるとしたら、その人にどんなに才能があっても賢くても花開くことができず、能力の半分くらしか人生で得られるものがない人。

 

 

私の叔母や母の話は一旦置いておいて、みなさんはあてはまるでしょうか?

 

 

また、実際には、結婚できない人も先祖供養の必要な人に入ってくる要素が高いです。

 

 

ただ、結婚できない原因が魂側にある場合もあって、結婚しないと決めてきているパターンもあれば、お役目を成し遂げてから結婚できるパターンもあるので、いったん割愛しています。

 

 

 

さて、冒頭の夢の話に戻りますが、私が今回の呪術解除セッションで解除したものは何なのか。

 

 

端的に言って、人間関係から来るさまざまな軋轢を筆頭とした

 

 

「自分自身の人生を自分のために生きれていない人の救出」

 

 

です。

 

 

たとえば、Aさんという女性がいる。

 

 

Aさんは会社を辞めたい。

 

 

なぜなら上司がアホすぎるし、しなくていいことまでやらされてかしずくことばかり。

 

 

しかも、小さな会社なので上司は絶対にそこの地位から退かない。

 

 

でも、Aさんは会社を辞められない。

 

 

なぜなら、学費のかかる子供が3人もいて、家のローンもあるし、夫は稼ぎが少なくて自分の稼ぎをあてにしている。

 

 

実際には、だらしない夫にも愛想が尽きて別れたいが、子供が可哀想だし、夫が一人で生きていけない弱いタイプだとも知っている。

 

 

この時、Aさんを縛っているのは実は何か。

 

 

他者の意識です。

 

 

会社はAさんを手放したくない。

 

 

なぜなら、安月給でも真面目に働いてくれるし、へっぽこ上司ともなんとかやってくれている。

 

 

Aさんは無意識にそれがわかり、期待されていると思うとなおさら辞めづらい。

 

 

夫にも稼ぎをあてにされているし、子供も片親にするのが可哀想と思うと、別れの決断がつかない。

 

 

本当はAさんは、自分のことだけを考えたら、今の会社を辞めてもっと自分を大事にしてくれてお給料の良いところに移ればいい。

 

 

もう好きではない、情けない夫なら離婚だってしてしまえばいい、もっと優しくてしっかりした素敵な男性とまた出会って愛しあえるかもしれない。

 

 

でも、Aさんはそれをしない。

 

 

周りが求めているのを知っているから、自分に。

 

 

実はこのパターン、本当に多くの人に当てはまるのです。

 

 

この、「人の意識に縛られて自分のためだけに生きられない」多くの原因は、やはり呪術にあります。

 

 

私たちは、自分たちを縛る周りの人たちの意識から解放されると、もっとずっと楽で幸せな人生を送ることが出来る。

 

 

でも、多くの人たちはこれをしない。

 

 

しないというより、できない。

 

 

今回の呪術解除セッションにおいては、主に家族関係を中心とした他者からの想念、自分を縛るエネルギーコードの解除をさせていただいた。

 

 

これは、先祖から流れてくる呪術を含むネガティヴエネルギーなので、意志の力で変えようと思っても無理なことが多かったのです。

 

 

私たちは、長い悠久の時を経て現代を生きている。

 

 

過去の日本には、今よりもっともっと縛り合う風習はあった。

 

 

身分の差や家柄などもあり、好きな職業においそれと就くこともできなかった。

 

 

結婚は家柄が合わなければできなかったし、家柄が合っても親が許さぬ相手は選べなかった。

 

 

江戸ではひと頃、結ばれない男女による心中が大流行し、厳しく取締りをされたこともあるとか。

 

 

その時の思いを遂げられなかった先祖たちがこぞって言うのは、

 

 

「しきたりに囚われるな。やりたいことをせよ」。

 

 

しかし、同時にこうも言う。

 

 

「他者の想いやしきたりや風習は、結局退けられない」。

 

 

すなわち、複雑に絡まる諦めグセでもあります。

 

 

彼らが肉体の中で私たちにどう作用するのか。

 

 

まず、「何としてもこうしたい!」という執着のような気持ちが生まれた上で、しかし行動できない、という葛藤が生まれざるを得ません。

 

 

なぜなら、自分たちが生きていた時にそれができなかったから。

 

 

もし、無理して添い遂げようとしたり、家族の反対を押し切って駆け落ちしようものなら、そのあとは大変な責め苦が待っていたりもした。

 

 

だからこそ、子孫にはそうなさいと言う一方で、それをするのは無駄だと叫ぶ。

 

 

そして、その先祖の意識に当てられた人は、自由気ままに好きなように生きようと頑張るが、どうしても人の意識を追いやることができず、葛藤する。

 

 

葛藤するだけでなく、家族や周囲の人の言うことを退けることができず、自分の意向を曲げて従い続ける。

 

 

今回の解除セッションで外させてもらったのは、この、自らを縛る、内側から来る先祖の取り仕切りや恐怖心でもあります。

 

 

兄弟間の争いを含めて、さまざまな問題は実は家族関係の中に残されてます。

 

 

それらが外れていく知覚の夢を見たということは、私自身の家族関係だけでなく、皆様の家族模様にも新しく良い変化があることと思います。

 

 

さて、次のブログではいくつか解除セッションのご感想が届いていますので、それを紹介しつつ、また解説をしていこうと思います。

 

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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