2020年5月13日

父母からの学力主義の押し付け、それが私たちをどこにも行かせなかった魔法

 

 

一昨日、『ワールド先祖解除セッション』を行いました。

 

 

このセッションのテーマは常に、ご先祖供養。

 

 

ですが、今回ご参加いただいた方の中には、呪術にかけられっぱなしの方が非常に多くいて、どちらかというと呪術解除寄りの先祖供養となりました。

 

 

シンプルに言って、父方の魔法にかけられていた方がとても多かった。

 

 

父方の魔法って何かと言うと、極端に言えば父からの取り仕切り。

 

 

もう少しやんわり言う方法を見つけたいのですが、ほとんど見つかりません。

 

 

つまりは、父に愛されすぎることによって起きてくる、父から逃れられない魔法です。

 

 

そしてこれは、通常の先祖供養とは異なる方法でしか解けません。

 

 

なぜなら、それはやはり魔法でしかないから。

 

 

普通、魔法って、魔女や呪術師しかかけられないものだと皆は思っているかもしれません。

 

 

でも本当はそうではなくて、他人から魔法は、私たちは基本的にいつでもかけられながら生きている。

 

 

お姉さんからの魔法、義母からの魔法、子供や甥っ子しかり。

 

 

簡単に言えば、それは「想いグセの共有」です。

 

 

想いグセの共有って何かというと、人が何かを考える時、その人なりの体験やこれまで積み重ねたアイデンティティの隙間からしか考えつくことができない。

 

 

魔法はこのときにかかります。

 

 

すなわち、誰かが信じたいことを、自分が信ずることのように思い込んでしまうこと。

 

 

あるいは、一度も体験すらしていないことを、あたかも体験したかのように感じて、その見地からものを見て考えるという魔法です。

 

 

これはつまり、簡単に言えば「価値観の押し付け」ということに他なりません。

 

 

でも、ここでわざわざ「魔法」という言い方をしているのはなぜか。

 

 

やっぱり魔法だからなんですね。

 

 

通常、自分がした体験から来るネガティブエネルギーは、過去世の記憶も含めて、さまざまなブロック解除セッションで取ることが可能です。

 

 

でも、人からの価値観の共有は、その人をどけないと完璧には取れない。

 

 

取ろうとしても、日常的にその人と絡んでいては、ほぐしてもほぐしても、また絡んできてしまう。

 

 

結局、その対象者が日常生活からいなくなるまで、価値観の押し付けはなくならないから。

 

 

その人を殺すわけにもいかないし、日常からいなくならせるわけにもいかない。

 

 

どうしたらよいのか。

 

 

簡単に言うと、その他者のアイデンティティと切り離すためには、自分に結界を貼るしかないわけです。

 

 

 

例えば、父母が「いい学校に行くことこそ人生の成功の始まりだ」と信じているとします。

 

 

しかし、本人は本当は「学力主義の学校になんか行きたくない」と思っていたとする。

 

 

この人は、「人間関係こそ素晴らしくて、学力で競い合うような人たちと関わりたくない」と、潜在意識含めた、自分で理解できる部分、できない部分両方でそう思っている。

 

 

すると、学力主義の学校に生かされること自体が不愉快でしかなく、また、その人の人生はすべてがそこから崩壊していく。

 

 

しかし、両親から刷り込まれた価値観はその人の考えであるかのように働くとき、その人は自分が本来信じていた自由主義から程遠く、学力主義、肩書きありきのアイデンティティを持たされながら社会へと飛び立つことになる。

 

 

何が起きるか。

 

 

学力主義の学校についていくことができず、また社会に出てもうまくいかない人生が広がる。

 

 

なぜはら、自分の内側はそれらに常に反抗していくことになるから。

 

 

その結果、どこにも属さない人間になりたい想いが強く働けば、その人はそうなります。

 

 

顕在意識では「それを得なくてはならない」と思いながら、潜在意識で「それは絶対にいらない」と思っている場合、物事は進まず、その人は結局何も持たない人になる。

 

 

葛藤が収まらないまま社会に出て、一人前にすらなれずに、自己肯定感を押し下げながら延々と流浪の旅人にならざるを得ないということ。

 

 

このようなパターンを持つ人が、では、アイデンティティを書き換えようと奮闘するとき、未だにその両親と同居しているとしましょう。

 

 

すると、目の前にその他人の価値観はあり続け、しかもそれが一番危険であることはよくあります。

 

 

たとえば、学力主義、建前主義の両親だったら、おそらく結婚相手にも難癖をつけるでしょう。

 

 

どこの学校卒なのか、どんな会社にお勤めなのか。

 

 

その人が素晴らしい人間性かどうかは置いておいて、本来のその人とは関係ないところを見て、それがいいだの悪いだの言う。

 

 

つまるところ、このような親との同居は、本人をどこにも着地させないことにもつながるわけです。

 

 

この場合、「結界を張るしかない」と言いましたが、どのようにすればいいのか。

 

 

人の言葉を耳に入れないようにするわけではありません。

 

 

ただ、自分の頭で考えて、自分で決められる状態へと準備を整えていくということ。

 

 

「自分の頭でものを考える」ということの中には、自立心の芽生えもそうですし、お金を自分で稼いで経済的に自由になっていくということも含まれてくる。

 

 

これが、先祖解除セッションとどう絡んでくるかというと。

 

 

経済的豊かさを手に入れた人は、親から自立しやすいです。

 

 

自立するだけでなく、自分の好きなことに時間を使い、自分の好きなように生きていくことができる。

 

 

それだけでなく、自由意志によってどんな人生も送ることができる。

 

 

親がいつまでも子供を手の中に入れておきたいとき、経済的に自立させないようなアイデンティティを同時に刷り込んでいることは多いです。

 

 

これが、親から子への取り仕切りに他なりません。

 

 

親はいつまでも子供の上に立ちたいもの。

 

 

特に、父親はそうです。

 

 

相手が母親ならまだしも、父親に君臨され続けるとどうなるか。

 

 

女性の場合でしたら、パートナーを選べなくなる。

 

 

父親は常に自分の得たいパートナー像とイコールになってくるので、嫌いだけど好き、選びたいけれど選びたくないとなってくるから。

 

 

この、父親と自分の得たいパートナー像が重なる件については、また後日しっかり書いていきたいと思いますが。

 

 

男性だったら、父に対するライバル心は常にそこにありつづける。

 

 

ありつづけるけれども、勝てはしない。

 

 

その人が、もし負毛ず嫌いな性格だとしたら、人生そものものにチャレンジしにくくなります。

 

 

父親が自分の人生のメタファーとなるとき、勝てないことにあえてチャレンジしないほうが得だと考えるから。

 

 

勝ち負けにこだわらないタイプの人なら、単純に人に組み敷かれることをよしとしないまでも、人に従うことが当たり前となって、サラリーマンタイプに落ち着くかもしれません。

 

 

結局、この堂々巡りをやめなければ、自分の行きたいところに行き着くことはありません。

 

 

自分の弱さを知りたくないがために勇気を出して、お門違いの方向に飛び出してみては「うまくいかない」「しくじった」と考え、また自分の本当にやりたい方向ではないところに勇気を出してチャレンジしてはうまくいかない、、を繰り返す。

 

 

これが、学力主義の父親から育てられた子供の成れの果てであるとき、今回のクライアントさんたちはこのケースに当てはまる人がとても多かった。

 

 

そして、ご多分に漏れずうちもそういう家でした。

 

 

だから、うちの父親像と重なる、学力主義の親にアイデンティティを押し付けられた私たち自由主義者としての、人生がうまくいかない魔法、すなわち、自分で自分の足を踏みしめつづける魔法を熱心に解かさせていただいたのです。

 

 

 

また同時に、宇宙系呪術の解放、先祖ブロックの解放、過去世の記憶の解除と、さまざまに手をかけていきました。

 

 

今回の先祖解除の満了日は、概ね35日後となります。

 

 

呪術解除とは違う方法でそれをした場合、先祖に功徳が届く期間も含めて、これくらいの日数がエネルギーを大きく動かすのには必要だそうで。

 

 

先日の宇宙系呪術解除セッションの満了日は70日だったので、その分と合わせて、6月末から7月頭頃の変化変容を楽しみに待とうと思います。

 

 

また先祖供養については、改めて書いていきたいと思います。

 

 

それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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