セッション後、大抵どのようにエネルギーは変容していくか、について今日は少しだけ書きたいと思います。
まず、エネルギーの世界と現実世界には乖離があり、隔たっているだけでなくタイムラグがあることは前のブログで書いた通り。
だけど、昨今のアセンションが進む地球の状況もかんがみて、昔よりは遥かにエネルギーの具現化は速くなっています。
それはもう、パッと出たら、ポンっと変わるくらい。
だけども、それはとても浅いところにあるエネルギーであると同時に、準備ができているものに関してだけ。
準備が全く整っていない状況であるときには、もっと現実が変わっていくまで時間がかかります。
まず、深くこんこんと眠り続けていたようなネガティヴを揺り起こすところから始まっていきますから。
このとき、比喩を使うと少しだけわかりづらいのですが、できるだけストレートかつ、理解しづらい部分に関してはやはり比喩的な表現にどうしてもなっていくと思います。
まず、「眠っているネガティヴを揺り起こす」とは何のことか。
また、準備の整っている状態と整わない状態って、どういうことを言うのか。
眠っているネガティヴとは、まず取り外される可能性が非常に少なかったネガティヴエネルギー、ということ。
たとえば、私が最近熱心に行なっている呪術解除セッションで取り外していくネガティヴエネルギーが、これに当たります。
なぜならそれは、非常に取れづらいところにあったと同時に、呪術で蓋をされたような状態でもありましたから。
取りたくても取れようがない。
イメージしていただきたいのは、例えば手術で腫瘍を取るときに、乳房の表側にできている腫瘍と、奥深くの臓器の裏側にできてしまっているものでは、取れづらさが完全に違いますよね。
さらに、呪術で蓋をされているということは、周りを硬い殻で覆われているような感じですから(あるいは鍵のかかった箱に入れられているような状態)、取り除きたくても取り除けない。
こんなとき、呪術解除をするとどうなるか。
硬い殻にヒビが入ります。
あるいは、割れます。
箱の鍵がパカっと開くとも言えます。
腫瘍で例えた臓器の裏側にあったようなものは、徐々に場所を動いて表面に上がってくる。
すると、その次の作用として、古い時代からずーっとそこにあったネガティヴエネルギーが、ようやく解放されていく、と言うわけです。
しかし、これが「眠ったような状態であったネガティヴエネルギー」であるということは、準備が整っていない。
すぐ、はずれるのではなく、
1.蓋が開き
2.表面にさらされ始め
3.ようやくしばらくしたら動き出す
という感じで、時間がかかる。
また、呪術によって封印されたネガティヴエネルギーは、一定の速度でしか解放されていきません。
いっぺんに、パッと消えるようになくなることはほぼない。
さらには、完全に浮き上がって私たちのエネルギーゾーンから抜けていくまでの間は、私たちにネガティヴな影響を及ぼす場合がある。
これがいわゆる、膿み出しといわれる状態であって、この膿み出し期間中にはさまざまな形でネガティヴな現実を目の当たりにすることになる。
人によってはそれは、ひどい落ち込みとして出る場合もある。
あるいは、怪我や事故の場合もあれば、親族やパートナーとの深刻な別れ(に見える一時的な乖離)や仲違いということもあります。
そのエネルギーが何であるのか、どこにどれだけの量があったのかで、膿み出しの形式は変わってきます。
また、膿み出しの期間もそうです。
たいていは、15日くらいから、ひどくなると3〜4ヶ月かかる場合もあります。
また、人によっては全体的にエネルギーブロックが酷すぎて、そもそも自分の生きたくない世界を左脳的に作ってしまっている場合もあります。
このようなパターンを持つ人は、半年や1年くらい膿み出し期間が続く場合もあります。
まあ、私の行なっている呪術解除セッションのパワフルなものでも、一つだけの膿み出しでしたらそこまで長くかかることはほとんどなく、たいてい2〜3ヶ月程度で収まってきますが。
その上で。
ここからは、少しだけ複雑な話をしていきます。
このような、呪術解除も含めたさまざまなブロックパターンがはずれていくことを、本当には私たちの潜在意識は求めていない、ということです。
心は、同じ状態であり続けたがる。
これまでと同じ、がいいのです。
下がりたくもないけど、上がりたくもない。
これは、ダイエットに例えると、痩せ始めると食べたくなって、太り始めると食欲が失せるのと同じようなことです。
なぜ、同じ状態でありたがるのか。
潜在意識は変わることを拒んでいる。
自分たちの意識が本人には理解できない領域にあることをいいことにのさばり、そこにいつまでも居続けたがる。
とある人は、これ以上裕福にならないように気を付けている。
またある人は、他人とうまくいかないようにしたい。
また別の人は、延々と自分の居場所を求めてさまよいたい。
でも、私たちの顕在意識の方は裕福になりたいし、人から嫌われたくないし、さまよい続けるのではなく落ち着いて安定したい。
完全に、潜在意識vs顕在意識の戦いになってきます。
常に潜在意識に軍配が上がりやすいのは、潜在意識の領域のほうがはるかに大きいからです。
しかし、私たちの顕在意識で潜在意識を操れないこともない。
とにかくひたすら、エネルギーワークを受け続けることです。
すると、やがて潜在意識の中にあった古いネガティヴパターンは降参し、去っていくしかない。
新しく芽生えた潜在意識は、私たちに必ず好意的です。
そこから、もっともっと、変わる流れは起きてきます。
なお、前のブログで私が「三寒四温」と表したエネルギー変容の進まなさは、この潜在意識が邪魔をするからに他なりません。
痩せ始めると食べたくてたまらなくなるのと同じで、エネルギーが良くなり始めると、元の状態に戻るためにエネルギーを悪くすることをしたくなる。
周波数の低いものを食べたり、ネガティヴな人と絡んだり、寝なかったりお風呂に入らなかったり。
このようなことも、変わりたくない潜在意識によってもたらされることだと、覚えておいていただけたらと思います。
また引き続き、意識の変容パターンについで解説していきますね。
今日はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。