愛とお金は対極にはない、という話を書きました。
しかし、ほとんどの人が対極にあると思い込んでいる、その実例について今日は少しだけお話ししたいと思います。
まず、愛とお金が対極にあると思い込んでいる人の特徴について。
SEXが嫌い、あるいは臆病でそれを積極的に得ていこうとしない。
それから、愛を絵空事だと信じ込み、現実を立ち行かせるのはまずお金だと信じて疑わない。
だから、愛とお金を切り離して考え、好きでもない人とお金目当てで結婚したりもします。
要するに、現実感覚の履き違えとして、生活を豊かに保つために真実の愛から離れてナンボ、と思っているタイプということです。
このような人の特徴としては、
「好きでもない人と結婚できる」。
以上でも以下でもないときに、あなたはどうでしょうか?
もちろん、愛と豊かさが同居するときに、豊かな人と結婚することで、相手をまあまあ愛していくことができるようになる人もいるでしょう。
でも、大抵はどんどん嫌いになっていく。
生理的に受け付けなくもなります。
そして、その挙句に起きてくるのは、家庭内別居であり、仮面夫婦的なあり方です。
そして、最後にはこうのたまう。
「結局、愛なんてお為ごかし。
真実の愛なんてどこにもない。
頼れるのはお金だけ。
せめてお金があってよかった」
と。
これがどれだけ馬鹿げた考え方であるのか。
ちなみに、私はかすみを食べて生きていきたい派ではなく、お金は必要ですし、それなりに豊かに生きていきたいと思っているタイプです。
だけれども、愛のない結婚は絶対にできませんし、結婚はおろか、お付き合いすることも無理。
なぜなら、心が受け付けないから。
このとき、もう一つ皆に聞きたいのは、あなたのお母さんとお父さんはどうでしょうか?ということと、あともう一つは、あなたの兄弟姉妹はどういう選択をしていますか?ということ。
つまりは、親のあり方は自分のあり方にもなっていく。
さらには、兄弟姉妹でも、同じ考え方は伝播していくということです。
親が仮面夫婦をやっていて、その元で育てられた人は大抵、愛よりもお金を取る生活を選びます。
真実の愛があることを、そしてそれが長続きすることを心底から信じられていないから。
だから、愛のない結婚生活でも普通だし、そこにお金があれば万々歳となるから。
しかし。
今後、アセンションしていく地球において、この考え方は自爆装置になり得る。
なぜなら、今ももうほとんどの人がそうなりかけてもいますが、本心を隠せない時代に入っているということ。
本心を自分に隠せないとき、どんなに頑張って嫌いな人と住もうとしても、もう住めない。
心を病むか、体を病みます。
あるいは、大量に物を食べて太っていく。
そして結局、お金があっても心底幸せではない世界を延々自分を騙しながら生きていくことになってしまう。
もしあなたが、真実の愛を信じることができていて、そこにしか真実の豊かさが宿らないと理解しているならば。
自分を信じて、たとえ貧乏だとしても愛する人との生活を選ぶといい。
すると、やがて真実の豊かさは必ずやってくるから。
これは本当の話でしかありませんが、ほとんどの方がこの神話を信じません。
なぜなら、愛を取って貧乏のまま暮らし、病気になって死んでいくようなドラマがあちこちに蔓延するとき、「それはそういうものなのだ」と思い込めば、その現実は目の前に拡がり続けますから。
すべては、思い込みによって創られていく世界であるときに、あなたは何を信じますか?
私は真実の愛を選びたい。
心が幸せでないときに、ハートは穏やかでいられない。
そのとき、どんなに裕福で、どんなに美味しいものが食べられても、買いたいものが買えたとしても、心は真に満たされない。
真に満たされない心が何を引き起こすのかは、推して知るべし、です。
これからの時代は、やはり
「心に従う時代」
です。
どれだけ好きなことを自分に許せるか、しか、真実に豊かになっていく道はありませんから。
今日は、そんなお話しでした。
真実の豊かさに、みんなで近づいていきましょう。
それでは、本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。