本当には幸せになりたくない人たちについて。
私たちのことです。
私たちはみんな、本当は幸せが怖い。
幸せになんかなりたくない。
だって、それはいつしか取り去られるに決まっているから。
確定的な、なくならない、本物の幸せなんてないに決まっていると思い込んでいる。
潜在意識の話です。
なぜ、私たちはダイエットをしてもなかなか痩せられないのか。
肉体が変わりたがらない。
「これが私の体の状態」と一度覚え込むと、そこから外れて行きたがらず、少しでも痩せ始めると慌ててまた元の状態に戻ろうとする。
いわゆるリバウンドです。
エネルギー改革もこれとほぼ同じ仕組みが働くのだ、と以前も何度かブログで書きました。
エネルギーは常に同じ状態でいたがり、同じような困難や問題も含めた日常を維持していきたがるのだと。
今日は、もうちょっと突っ込んだ話をしていきたいと思います。
なぜ、変わりたがらないのか、というのは一旦置いておいて、特に変わりたがらない人の特徴について。
いくつかのグループ分けをして説明していきます。
まず、「恐れが強い人たちグループ」から。
恐れが強い人たちは、普段から慎重であったり心配性です。
何事もだいぶ手前から準備を始めたりしますし、分析的で思考が感情より優ることが多いです。
違う恐れの出方は、人に依存的になるとか、操ろうとしたり、自分を褒めてもらおう、認めてもらおうという風にもなりがちです。
しかし、この「恐れが強いグループ」の最大の特徴としては、とにかく変わりたがらない。
動かない。
現状維持をしたがる。
これは、潜在意識の中の出来事だけでなく、顕在的にも現れる。
たとえば、引っ越しを嫌う。
職場が変わることを嫌う。
友達関係が変わることを恐れる。
要するに、変わる恐れを非常に多く持っていて、同じことをただ繰り返すことで安心していきたがる人たち、ということです。
このような、多くの恐れを内包させた人たちが行き着く先は、大抵が先細りです。
人生は、改革や変動を繰り返していきながら、螺旋状にゆっくりと飛躍上昇していくもの。
お手本的な上がり方は、です。
しかし、恐れが強い人たちは、変わりたがらない。
あらゆる全てを、これまでと同じ立ち位置でこなし続けていきたい。
すると、それは実は現状維持にはならなくて、ゆっくり徐々に疲弊し、下降する元になっていく。
なぜなら、この世の中にあるあらゆる全ては変わっていくものだから。
森羅万象の中で変わらないものは何一つない。
さらに、今はアセンションの最中であり、地球は凄い勢いで周波数を上げて行っている。
これの現れ方は、変化であり、進化です。
時代は猛スピードで変わり続け、進化し続けているのに、変わりたくない、変わらない選択をし続ける人たちは、進化できずにただ取り残されていく。
さて、ここから話は変わっていきますが、第二群としての、変わりたがらない人たちグループは何でしょうか。
それは、「面白がれないグループ」の人たち。
もう少しわかりやすい言い方をすると、あらゆる全てを四角四面に捉えてしまい、堅苦しい。
真面目すぎる。
すべてを、感覚や感情で受け止めきれず、正論、ルール、マナー、一般常識で捉えがちな人たちのことです。
この人たちの「変わらなさ」とは、受け止めきれない、さまざな悠久の流れを。
そして、ジャンプし損ねる。
あるがままに身を委ねられず、すぐに待ったをかけてみたり、考えてみます、と言ってじっくり左脳的思考で分析しているうちにチャンスが遠のいていくような人たちのこと。
ここでいう「変わらなさ」とは、自ら変えていきたがらないというよりは、流れに乗れない。
流れに乗れないのは、実は成功や幸せに到達できない致命傷にもなり得ます。
なぜなら、「チャンスは前髪」とよく言うように、大きな飛躍上昇の好機は一瞬しか来ない。
特に、今の時期はアセンションの流れがとてつもなく速いです。
考えている暇はない。
目の前に止まった車に、ただ乗るのみ。
それを直感的に判断して処理していくのが、最高の人生を送る一つのコツでもあるときに、「面白がれないグループ」の人たちは、これを嫌がる。
失敗を恐れ、人からどう見られるかを怖がると同時に、左脳的思考で四角四面に捉えすぎて、チャンスを取りこぼす。
そういう人たちの潜在意識を覗き込んでみると、実は「変わりたくない」の一点張りであったりします。
「変わりたくない」の現れが、顕在的には「よりよく変わろう」と考えすぎる、と現れることで、変わらない現状を維持し続けていく。
最後のグループについて。
これは単純明快で、「人の幸せを阻害したくない人たちグループ」。
これは潜在意識の中の思い込みで、「誰かが幸せになったら、必ず誰かが不幸になる」という強迫観念を内包させている。
あるいは、「私が不幸を背負うことで少しでも幸せな人たちを増やしたい」と考えている人たちです。
この潜在意識の現実化の仕組みは、少しだけ複雑です。
たとえば、とある人はこのように出る。
「人を羨む、真似をする、そして見事に失敗する」。
この心は。
要するに、自分に自信がない。
自己肯定感が低すぎる。
そして、自分の決定や行動に自信が持てません。
ですから、人を羨ましがったり、真似したりして、何とか自分もうまくいこうとする。
また違う出方としては、「他者に威圧的になる」。
これは、コンプレックスとほぼ同等で、小さな何もできない自分でありたがらなすぎるために、自分を大きく見せようとして空回りをしてしまう。
威圧的でない場合は、権力や地位名誉を得たがりすぎます。
それを得ていないと落ち着かず、一流企業を辞めたがらず、得意先や友人や仲間達にも地位やお金を求めていく。
そうでなければ、自分には価値がないように思えてしまい、周りから価値を得ていこうとするタイプです。
この3番目のグループの出方は、もっとずっと本当は細かいのですが、一旦ここまでとします。
このグループに属する人たちは、やはり2番目のグループと同じように、変わるチャンスを常に取りこぼしていく、という風に現れる。
それは、考えすぎなわけでもなく、流れにならないからという理由ではなく、ただ単純にし損ねていくから。
し損ねの仕組みはさまざまでも、一旦共通するのは、「なんとか成功したい、なんとかジャンプしたい」と思いすぎることによって、無駄な手数、無駄な行動、無駄な人と関わる、欲しがりすぎる、羨ましがりすぎる、そして鬱陶しがられたり邪険に扱われたり軽んじられたりして、とにかく「し損ねて」変われない。
要するに、全グループの人たちは、潜在意識の中に「絶対に変わりたくない」というエネルギーを内包させているということ。
ここで言う変わりたがらないとは、幸せになりたがらないと言うのとほぼ同等です。
なぜなら、信じていません。
自分自身も、仲間も、宇宙も、目に見えない世界も。
そして、今あるものに固執をしたり(恐れが強い第一番のグループ)、真面目にルール化されたものをなぞって自分の本質ややりたいことを無視したり(面白がらない第二のグループ)する。
そして、第三のグループとしては、他者に道を譲る。
人や流行の言いなりになる。
そして、自分の中心とつながらないためのことを良いことだ、必要だと勘違いをして、延々とそれをやり続ける。
これが、変わりたがらない人たちの特徴であると同時に、今の日本に生きているほぼ全ての人の特徴であるということです。
変わる勇気を持ちましょう。
現状に満足しない。
そして、変わることを恐れない。
恐れないとき、始めて私たちの飛躍上昇としての大変化が始まりますから。
ここでもう一つの変化について、皆様の心にお尋ねをすると。
あなたは、どこをどう変えたいきたくて、どこを変えていきたくないですか?
私は、人生全般を変えるつもりはなく、でもとある部分だけなかなかうまくいかなくて、そこだけをなんとかしたかった。
人生全般には概ね満足をしているつもりでしたが、実はそれは現状維持を求めすぎるあまりにあらゆる全てのチャンスを逃し続けたことと同等であると、今、初めてガイドたちから聞かされています。
詳細は控えますが、ガイドたちに言われたことは確かにそうだと、はたと気づく。
変わることを恐れないで、と言いながら、さまざまなことを大替えしていきたがっていなかったことに。
どうしても変えたかった部分(プライベートなエリアにある)は、そこだけが変わるというのは実はあり得なくて、それ以外の仕事も含めたオフィシャルな部分やお金や人間関係や、あらゆる部分も含めて変わっていくということ。
今気づいた。
そうか、だから変わらなかったのだと。
変わりたくなかったのだと。
特に、仕事のやり方を含めたオフィシャルな部分で飛躍上昇を拒んでいたこと、それが最も大きな原因であったことを。
思い知らされました。
気づいたときから変化は始まっていく。
私は変わります。
これらの変化、気づきも、今行っているセットセッションの賜物かもしれなくて。
今朝方、第4回目をさせていただいたところでした。
今日のテーマは「天空から下ろされてくる大きな光(変わる大元の愛のエネルギー)を受け止められるような器作り」。
要するに、たくさんの宇宙の愛の光を自分に流し込んでいくことを許せる自分になる、ということです。
許せていなかったことにすら、気づけていなかったことに、今また気づきました。
膿み出しはやはり怖いけれど、でも過ぎ去ってみれば、ああ、これがあったから本当に変われたのだ、気づけたのだとありがたくさえ思える。
だから私は、まだまだ変わっていきたい。
ということで、さらなる自分改革に取り組んでいこうと思います。
皆様もぜひ、変わる勇気を持っていきましょう。
変化は本当の意味での自由の獲得に他ならないから。
さて、明日は、『ワールド先祖解除セッション』
を行います。
またこの後には、さらなる気づきと変化が待っているのだと思うと、楽しみでたまりません。
お受けいただく方も、ぜひ変化を楽しみにされていてください。
それでは、また書きます。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。