北海道旅の続きの話。
帰ってから数日後から、突然、母が「お尻が痛い」と言い出した。
動けない、という。
母はその前から腕が上がらないとか、膝が時々痛くて歩けなくなる、などと言っていたので、ちょうど整体の予約をしたところだった。
車で連れて行ったが、改善の兆しがない。
3日たっても治りそうにないので、ついに私が見かねて言った。
「お仏壇に手を合わせて、お経を読んで」と。
それはご先祖様の霊障だから!という言い方をしたのですが、実際には、今回の旅で母方先祖系カルマが大きく動いたので、その影響を受けたのだと理解していた。
それにしても痛そうで心配もあり、私がセットしたご先祖様のお位牌もある父の仏壇に手を合わせてもらったのです。
すると、翌朝「痛くないのよ〜、不思議ね、、、」と母は言った。
寝る時まであった、刺すような痛みが、朝になったら消えていたという。
お仏壇に手を合わせただけでなく、母方先祖系のカルマが一気に解除にあたって母に訪れていた、それがようやく薄れてきたからのようです。
この、母が受けた突然の激痛に際しては、高次元のガイドたちからこのように聞いていた。
「母方の大きなカルマ解除のために北海道の旅に親族で出かけたことが、非常に大きな母方の先祖系カルマを動かした。
だから、そのカルマ落とし的なことが、筆頭子孫である母に降りたのだ」
と。
筆頭子孫とは、母方の親族の中で一番年嵩の、先祖に一番近い子孫、という意味。
しかし、だからこそ、母の健康寿命は延びたようです。
ここからは、ガイドからのメッセージとしてお伝えしていきます。
「まず、けいこさんの母方家系で何が問題だったのか。
自分より他者を優先させることにおいて、働きすぎる、他者に対して有意義であろうとしすぎる。
そして、働く意欲があるにせよないにせよ、とにかく、働いてしまう。
その結果、足を痛めたり、腰を痛めたりしても、医者にも行かず我慢を自分に強いて、さらにまた他者のために働き続ける。
その結果は、孤独な死であることはすでにお伝えしている通りなのですが。
それに加えて、けいこさんの母方の思想は、呪術によって一部が汚されすぎていた。
それは、自分の行ったことによる素晴らしい功徳を、簡単に他者に明け渡す、というもの。
ですから、これもまた先祖系カルマの取り外すべき筆頭であったこと。
しかしながら、これらの由来は先祖をただ動かすだけでは難しくて、いくつかの先祖由来の呪術を外す必要があったこと。
結果、それは母の健康寿命を延ばすことにつながりましたが、しかしそれには、母ご自身の健康に対する意識の足りなさに気づく必要があり、それも含めての一時的な著しい体調不良という形で現れてきた。
そうでなければ、自分の健康を後回しにしながら他者に尽くすというパターンは消えてなくならず、結果、人と人とを疑わせる行動に出ることも含めて、問題は彼女を中心として回り続けていたでしょうから。
結局は、健康寿命も含めて、全てのことはその方の所作や振る舞いによって決められていきます。
それらを、単純な心の気づきだけでは変えられなかった時、このように、一時的な著しい体調不良は現れてくれるのです。
なお、これによって、母に対する健康の意識は、ご本人だけでなく、関わる親族、とくにけいこさんとお姉さんには与えられるでしょうし、それすら、未来の変革へと繋がっていくのですから。
それでは、また来ます。
本日もお呼びいただき、誠にありがとうございました」
ガイドの言葉をタイプしながら、気づいたことがありました。
旅から帰って、私の意識がまた大きく変わっていたことに。
最近、なんだかまた力が出ないのですが、これの理由がわかったということです。
休むことに対する根深い罪悪感がなくなってきたのだと。
前の私は、休みがあると嫌でたまらず、とにかく予定を詰め込んでいたし、嫌だとか感じることもなく、とにかく徹底的に動き続けてきた。
でも、ここ数日、どうもおかしいのです。
働きたくない。
意欲が薄れたわけではなくて、すごく疲れている自分に気づけてきた、という方が正しいです。
働きたいし、仕事や、このスピリチュアルに関すること全般が好きなことは変わらない。
でも、ずーっと無休でやってきて、ここらで、しばらく何も考えずにだら〜っと休みたいなあ、という気持ちになってきた。
なぜなら、とても疲れているから。
でも、変わる前の私の意識で組み立てたスケジュールは、私を追い立てるようにしてそこにあり続けるし、しかし体は重くて思うように動かない。
さて、困ったと思っていたところだったのですが。
そうか、それに関する先祖的エネルギーが動いた結果、こういう状況になっていたのかと、、、
母のことを書きながら思ったのは、私も母と全く同じ症状があったこと。
他人のために働きながら、肉体的不調になってもものともせず、また働く。
病院に行ってる暇なんてない!と躍起になっても、結局は、自分のためにではなくて誰かのために働いている現実があり続けて、おかしいなと考える余地もなく、また忙しさの中に埋没する、、、
これが母方先祖系の呪術からもたらされてきたのだとしたら、今回の旅においてこれらが外れてきていて、その結果、自分では恐れていたような、「自堕落な生活」は決して自堕落でもなんでもなくて、ごく当たり前のことだったと。
頭で理解するのではなく、すでに体がそうなっていて、だけど頭がついていけていなくて、不安になっていたのだと、気付いたのですが。
まだ旅の影響力は終わっていなくて、これからもう少し変化は続きそうです。
そして、今朝方も母が出てくる夢を見ていたのですが、その内容がまさに母方呪術そのものの内容だったので、それをシェアしたいと思います。
誰かが私にみつ豆のお土産を6つ持ってくる。
有名な老舗の美味しいみつ豆を3つと、その次のランクのお菓子屋さんのみつ豆3つ。
周りはたくさんの人たちが作業をしていて、私と母だけ休憩を取ることになる。
休憩に際して、さっきもらったみつ豆を食べようということになるが、まだみんなが作業をしているから、最高級のみつ豆はみんなで食べましょうと、2人でランクの低いみつ豆を持って休憩室まで行こうと歩いて行く。
みつ豆は透明のパッケージに入っていて、とても大きい。
中に入っている水を捨てた。
そこには大きなシンクがあって、その中にクリーム色に濁った水がたくさん溜まっていた。
詮が詰まっているようなので、詰まりを取って濁った水を流した。
という夢。
水、がキーワードの夢であるということと、母が出てきているので、母方の健康を阻害する呪いが外れた夢と解釈します。
夢における水は、健康に関する影響を表します。
クリーム色に濁っているあたりがとても気味が悪くて、呪術だなと感じるのですが。
この夢の中で顕著なのは、「私がもらった最高級のみつ豆をみんなと分け合うために取っておき、2番目のランクのみつ豆を食べようとする」という行動です。
これがまさに、母方の先祖系カルマであるということです。
母にこの夢を話したところ、「なんで?それが普通でしょう」と言いました。
その感覚の母に育てられたからこそ、私も独り占めが苦手で、みんなで一緒に、という感覚でしか物事を考えられていなかったのだと、理解した話でした。
ここで注釈なのですが、「みんなで一緒に」が悪いとか間違っているという話ではないのです。
ただ、この感覚はエネルギーなので、私の人生の他の部分でも同じように働いていく。
これが「自分の能力や才能、働きにおける素晴らしい成果を自分だけのものとできず他者に分け与える」という状態を作る元となっていて、それは結果、働きすぎという現実を招いていた。
それによって、健康が阻害される可能性が高かったということ。
だからこそ、病気に関わるイメージの水が夢の中でフォーカスされていたということです。
ちなみに、起きてから母に何か夢を見たかと尋ねると、
「ずーっと大雨が降っている夢を見ていた」
と答えた。
あまりにもリアルだったので、本当に雨が降っているのだと思っていたら、晴れていたので驚いたと言っていた。
今日のところは、ここまで。
また書きます。
それでは、本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。