すると、市庁舎の中廊下でウクレレを弾きながら歌っているおじさんに遭遇したのだ。
何の気なしにチップを渡すと、おじさんは喜んで「どこから来たのか」と聞く。
日本からだと言うと、嬉しそうにウクレレを構えて、とある曲を弾き始めた。
どこかで聴いたことのある曲・・・なんだっけ?
おじさんは歌い終わるとスマホを取り出してYouTubeを見せてくれたが、それは2022年特撮映画の大作『シン・ウルトラマン』。
歌は、『ウルトラセブンの歌』だった。
ああ〜、だから聞き覚えがあったのか!と思ったのですが。
おじさんと別れを告げてしばらくしてから、「ん、まてよ??」と思い至った。
この、『ウルトラセブンの歌』の歌詞。
「遥かな星が、ふるさとだ
ウルトラセブン、ファイターセブン、ウルトラセブン、セブン、セブン
進め銀河の果てまでも
〜中略〜
倒せ火を吐く大怪獣
ウルトラビームでストライク!
〜中略〜
守れぼくらの幸せを
ウルトラホークでアタック!」
あとの歌詞はひたすらに
「セブン、セブン、セブン、セブン、セブン、セブン!」
の連呼なので、割愛。
で、思ったのが、あれ、これは今回の旅のメタファーだと。
すなわち、私たちがこれから、というか今その瞬間に何をさせられていたのかを示唆する曲だったと気づいた。
遥かな遠い星からやってきて、宇宙系のダークサイド(主にレプティリアン。トカゲ系ダーク宇宙人)にかつてかけられてしまった、数字の魔法を解きにきた。
数字の魔法とは、実は7や5など、一般的に良いと思われているような数字を多用しながら、たくさん混迷に落とし込んでいくことは、一つのパターンなのだという。
たとえば、パチンコの777などがいい例で、エキサイティングさせていき、アディクト状態に持っていく魔法の数字が、777。
555など、連続してこのような数字を使うことで、深いところに意識的に引き込んでいくことは多いそう。
『ウルトラセブンの歌』は、ひたすらに7を連呼・・・。
このとき、私たちの上空で何が行われていたのかは明らかで。
私と旅の仲間たちのエネルギーを利用しながら、その辺りに巣食う、ダークサイドとしてのレプティリアンたちの巣をぶっ壊していた。
ということらしいのです。
えっ
今知ったよ。
怖い
続く。