2016年12月14日
父と母のイニシエーションが潜在意識にどう働くか、の考察
おはようございます、あべです。
昨日父親に対する気づきがあったので書きます。
実家にいた頃、家の8割が父の居場所であり、私エリアが2割だけだった。
そのことにより、人間関係全般における私の主張分が2割で少し窮屈だけどそれでいいと思っていたということに気づいた。
なんで家の居場所の8割が父、私は2割、が、人間関係全般における意識に影響するのかと考えていたら、なるほど、そうかと。
記憶のない幼少期の頃も含めて育ってきた子供時代は、「家」、あるいは家族が人生そのものなんだな。
だから、家における自分の居場所が2割だった時期をずーっと、大人になるまで過ごしたことによって、人生の居場所も2割自分、8割相手、という配分になってた。無意識に。
家の居場所だけじゃなく、父はああしろ、こうしろ、こうしちゃダメだ、というのもうるさかったから、父がいるときには100%自分のしたいことができないのは当然だった。
家での発言権は圧倒的に父にあり、母は従うことしか許されていなかったから(よく喧嘩をしていたけど)、父がしたいこと、私たちにさせたいことが、私ができること、していいこと。
私がしたいことができないのが当然の環境で育った。
だから、したいことを素直にしたいと思えないというか、思わないことが普通で、相手がしたいことをするとか、相手の主張を受け入れるとか、そっちのほうが当たり前で慣れてた。
そんなこといちいち考えることもないくらいに、そうだった。
それは、犬にだってそうだった(笑)
膝の上からどかないから動けないとか・・・ベッドを二匹に占領されて起こさないように無理な姿勢で寝るとか・・・(笑)。
なんか気づけばいつも私の世界は窮屈だった・・・水の中にいるような感じ。
この世に他者がいなければもっと身軽で自由
まあ、そういう人は多いかもしれないが・・・。
よくよく考えてみると母親も妙に常識にこだわる人で、それが今の私の物事の捉え方に大きな影響を及ぼしていると思う。
甥っ子に対する母を見てると私もああ育てられたのかな~と思うが、何かにつけ
「ちゃんとしなさいちゃんと座ってそんなの触っちゃダメおとなしくしてなさいそっちに行かない今はそれしない」
とかめっちゃ言ってる。
いいじゃん、そう座ったって、いいじゃん触ったって、いいじゃんそっち行ったって、いいじゃんそれしたって・・・って、見てる私は思う。
ああ、こうやって一つのきちんとした形の箱の中に押し込められるような感じに私も育てられたんだなあ~って思うときに、ハタと思い当たるのが、私がいつも無意識で思うアレ。
「〇〇すべき」「普通はどう」
~べきも、普通もない
やりたいことがやるべきこと。
「普通」じゃなくて「自分」が基準。
どんなに言い聞かせても、気がつくと無意識に何かの基準を求めてる・・・。
親からのイニシエーションのパワフルさに改めて気づいた次第だよ。
本当に、いろんな意識が潜在意識の中に眠ってる。
気づくことが一つの解放だから、みんなも自分の親との関係性と、自分の癖を照らし合わせてみるとわかってくることがあるかもだね。
ではまた~
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