2017年3月25日
曹洞宗の大本山・永平寺に入山してきました!(2)
こんにちは、あべです。
永平寺体験の続き・・・。
こちらが入山した日のスケジュール。
17時30分までに入浴を済ませて17時30分から夕ご飯。
その前に、部屋に案内していただいたときに、雲水さんから作法についてのレクチャーがあります。
三つの「手の型」について教えてもらいます。
廊下を歩く時も手をブラブラさせず、お腹のところで組んで歩くのです。
食事場所に案内してもらうときにも二列に並び、皆、手をお腹のところで揃えて整列して黙って歩きます。
そして食事場所に着くとすでに赤いお膳に精進料理が並べられていました。
こちらは実は朝食(笑)
なぜなら夕食はビビって写真撮っていいか聞くのを忘れてしまい、朝食時にお願いして撮らせてもらったの。
イメージだけつかんでくださいませ。
右にお箸袋がありますが、その裏に五観の偈(ごかんのげ)が書かれていて、皆で唱和してから「いただきます」となる。
内容はざっくり、この食べ物を作ってくれた人に感謝をしましょう、この食べ物をいただけるだけのことを自分はしたのか考えましょう、というようなこと。
唱和して食べている我々を雲水さんが立ったまま見守り、言葉の解説をしてくださいます。
食事は必ず器を持って食べることが義務付けられていて、下に置いたまま箸をつけることは許されていません。
黙々と食べながら、雲水さんが解説してくださる五偈についてシミジミと考える。
確かに、これらの食べ物が口に運ばれるまで、たくさんの人の手を経ているんだなあ〜、考えたことなかったなあ・・・。
しかも、これらのご飯はすべて雲水さんたちの手作り
朝食は2時起きで作るそう。
胡麻豆腐は一からゴマをすってペースト状にして葛と混ぜて型に流し込み・・・と、すごい手間をかけて作っているんだとか。
翌日寺の中を案内してくれた雲水さんにいろいろ質問する機会があり、そのときにまだ20代前半の若い雲水さんが笑いながら話してくれました。
修行2年目というその雲水さんは去年食事係をしていて、250人の研修が入ったときに、泣きそうになりながらゴマをすって250人分の胡麻豆腐を作ったとか・・・。
そんなことも知らず、その時はただ食べてました。
東尋坊でパフェを食べてきたからお腹がいっぱいで、食べ残すわけにもいかないし、頑張って食べなきゃって必死なだけだった
感謝のカケラもなす。
申し訳なさすぎ
食事の後は座禅体験。
部屋に通されたときに雲水さんから「椅子を使いますか」と聞かれ、私とあきこさんは迷わず「使います」。
畳に結跏趺坐(けっかふざ)は無理と思っており、小さな椅子をお尻に入れられたら・・・と思って頼んだら、思いっきり普通の椅子で恥ずかしかった
みんなは坐蒲(ざふ)という小さな坐蒲団をもらって、その上に結跏趺坐(けっかふざ)または半跏趺坐(はんかふざ)で座禅を組んでました。
それなら私もそうすればよかったわー
ともかく、そんな感じで座禅体験。
初日はただ姿勢を崩さずできるか、だけに神経を使い、20分後に鐘がなったらホッとして終了〜。
警策(きょうさく)で叩かれなくてよかった
その後、お坊さんの話を聞いて、永平寺の修行僧の姿を映した映画を見てその日のメニューは終わりでした。
X大社のおじいちゃんからは
「今日はとにかく体験しなさい。導きは明日降ろします」
と言われていたので、とりあえず体験。
相変わらずの忙しさだったし、体調もイマイチなままで、とにかくこれ以上具合悪くならないように、疲れすぎないようにとおっかなビックリの永平寺初日。
そんな感じで過ぎて、21時に消灯。
疲れ過ぎていたのでぜんぜんよく眠れました(笑)。
続きはまた明日
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