2018年11月12日
「高次元の存在」との正しいつき合い方
「高次元の存在」ってなんだ? という話を少しだけしたいと思います。
なぜ少しだけかというと、この話をし出したらキリがないから…。
キリがないというと言い過ぎかもしれませんが、しかし本当にこれに関する話は多岐にわたります。
ガイドとハイアーセルフとの違い、龍神という存在は何なのか、日本の神社に祀られている神様とは。
はたまた、先祖の御霊とはなんぞや。
宇宙意識体や女神、あるいはミカエルや仏陀やキリスト意識って何なのか。
マグダラのマリアって?
シリウスやアークトゥルス、プレアデス、あるいはイシスやハトホルやアシュタールや…。
本当に一口に「高次元の存在」といっても、その存在の種類や数は非常に多い。
まあ、私たち人間だって、一口に「人間」と言ったって、アジア人なのか黒人なのか白人なのか、はたまたアメリカ人なのか香港生まれの中国人なのか、イギリス人なのかトルコ人なのかマレーシア人なのか…。
果ては、どういう地域でどういう価値観を押し付けられて育ったか、現在のエネルギーの高さは、といったところで、同じ人間でありながらまったく異なる人々というのは多い。
実は、高次元の存在たちも五十歩百歩。
これもまた言い過ぎかもしれませんが、しかしやはり種類が多岐にわたっていて、キャラクター性があるものからないものまで、またキャラクター性があるなしだけじゃなくて次元の高さや女性的存在なのかとか、どの地方に祀られているかとかで、本当に同じ名前で呼ばれている意識体も全く異なる様相になるものは多い。
わかりやすい例でいえば、イチキシマヒメとかイシスとかマグダラとか。
これらのいわゆる「女神的存在」も、周波数の高さによって崇高なすばらしい保護存在になる場合もあれば、周波数がイマイチ高くない場所に長く封印されていたことによって、いじわるで嫉妬深い神もどきとして現れる場合もある。
まあ要するに、いっぱひとからげで扱えないってこと。
だからさ、よく「龍神様からこんなお告げをもらいました」とか「神様からのメッセージをお伝えします」とかさ、とっても一元的な言い方をする人たちもいるじゃないですか。
その龍神様はどんな様相でどの次元に属していて、それを降ろす本人とどういう関係なのか、は実はとても重要。
なぜかというと、龍神って別に神様じゃないし、高次元の意識体の中でも高いレベルのものと低くてただ荒々しいだけのものなどいろいろいる。
宇宙由来の龍もいれば、神社に祀られている龍もいれば、洞穴やいわゆるパワスポみたいなところに集団でとぐろを巻いているようなのもいる。
自分の魂の流れに関係する龍的存在とつながって、きちんとした協業関係を組み敷いていればいいけど、自分とはまったく関係のない龍的存在とつながってしまって、ただ手先となって使われてしまっている場合もなきにしもあらず。
あるいは「神様からのメッセージです」などと言う場合、どこのどういう神様で、キャラクター的にはどうなのかまで把握しているのかとか、どういう観点から、どういう価値観でものを言っているのかによっても、受け止め方は異なる。
要するに私が何を言いたいかというと、ただ「高次元の存在」だというだけで崇め奉ることはないし、一元的な「神」に、未来を決められてしまう必要はないということ。
だいたい私たちは霊験あらたかすぎると、「神は偉いもの」「すべて言うことを聞かなくてはならない」「神が言うことは唯一無二の絶対」などと思い込みやすい。
でも実は違う。
あまり高いレベルにいない神的存在、あるいは高次意識体はキャラクター性があって、怒りっぽかったり理屈っぽかったり、他者に肩入れしたがったりもする。
すると、非常にもっともらしいことを言いながら、それは一元的な物の見方をすれば真実だけど、他方から見ると違う言い分もあるじゃないか、ということも多々ある。
このことを知っていないと、私たちはいつの間にか牛耳られてしまう。
高次元の存在は確かに私たち三次元を生きている人間よりできることが多かったり、見通せる先が遠かったりもする。
だけど、それだけが真実とは言い切れない。
私たちは自由意思にのっとって生きれる。
そして、「自分」という鏡を通してこの地球や現実世界を眺めてみるとき、神々たちの言い分じゃなくて、私たちの言い分を優先させてもいい。
結論として、高次元の存在たちが言ったことが正しかったり、ガイドが先まで見通せていたということはあるけど、それでも私たちは鵜呑みにして自分が納得しないまま「上が言うから」と流されるべきではありません。
まずはこのことをお伝えしたうえで、細かく少しずつ「高次元の存在とは何ぞや」という話をしていこうと思います。
今日はいったんここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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