2019年1月26日
現実が悪くなっているように思えてもエネルギー的には進んでいる、という話
さて、今日は私もかつて体験した、「エネルギーの世界では進んでいるけど、現実は後退しているように見える」という、この世界の不思議な仕組みについて少しだけお話したいと思います。
エネルギーの世界では進んでるけど、現実的には後退して見えるとは?
それはもう本当に言葉通りでしかなくて、一見悪いことが起きているように見えたり、どんどんひどい状況になっているようにしか感じられなくても、実際には前に進んでいる、本質的な部分ではよくなっている、という話です。
たとえば、Aさんという人がいます。
Aさんは最近、不誠実な恋人に別れを告げました。
自分を縛っていた意に沿わない仕事も嫌になって辞めてしまった。
趣味で弾いていたピアノもとんとご無沙汰。
以前は仲の良かった友人たちともだんだん疎遠になってきて、両親は年老いて入院中だし、今現在自分の手元にあるのはわずかな貯金と「何もない」暮らしだけ。
さて、このときAさんは不幸でしょうか、幸福でしょうか?
あるいは、Bさんという人がいます。
Bさんは暮らしにはさほど困っていません。
あまり好きじゃないし話もかみ合わないけど、そこそこ稼ぐ夫がいます。
息子や娘は自分のことを相手にしてくれないけれど、成人して手もかからなくなったし、まあ良しとしよう。
趣味はないけど、お金もかからないしややこしい人間関係も発生しないから気楽でいい。
今さら何かの勉強をする気もないし、日中は昼ドラでも見て、美容院に行けば女性週刊誌でも読んで芸能人のゴシップで憂さ晴らし。
暇つぶしに犬でも飼いたいけど、世話が面倒になったら困るし、今は我慢しよう。
はたまた、Cさんという人がいます。
Cさんは恐れが強いタイプ。
いまだに「お給料が少なくなったらどうしよう」「老後も独りぼっちだったらどうしよう」「虫に刺されて皮膚がただれたらどうしよう」「海に行けないほど太ってしまったらどうしよう」などなどなど、ありとあらゆる場面を想定しては「心配だ」「困った」「大変だ」と思っている。
さて、このAさん、Bさん、Cさんのうち、一番エネルギー的に進んでいる人は誰でしょうか。
Bさん以外はエネルギーの法則を知っているとしましょう。
すると、やはりそれはAさんだと言わざるを得ません。
なぜか。
Aさんは、これまでの自分の「何もない」生活に嫌気がさしてどうにかしようと立ち上がったわけではなく、ただ、今の不発な自分の人生にさほど嘆いてはいない。
なぜなら、自分が前に進んでいることを知っているから。
方やBさんはどうか。
残念ながら、この3人の中ではエネルギー的には最下位と言わざるを得ません。
なぜなら、Bさんはまずエネルギーの法則を知らなさすぎる。
そして、自分はそこそこの暮らしができていると信じているし、信じているからこそ、そこからまず出ようとも思わない。
しかし、Bさんの生活はAさんよりもさらに「何もない」。
自分が生まれてきた理由も知らず、使命を果たす気もなく、そこそこのつもりがただ喜びも充実も何もない、本当にただの生ける屍のような生活を送っていることにすら気づけていない。
さらに、Cさんよりもより良くなっていく可能性が低い。
なぜなら、Cさんは自分が恐れが強いことを知っている。
その上でエネルギーの法則を理解し、どうにかしなくちゃと危機感も覚えている。
すると、Cさんは何らかのセミナーやワークショップに行こうとしたり、自分を変えるための本を読もうとしたりもするでしょう。
それによって最良の教えに出合えれば、大きく現実を変えられる。
Aさんは、実際にはCさんの進化版。
自分が恐れやネガティブさやナイーブさによって、自分の意図しない現実を創り上げてしまっていたことに気づき、手放しを始めた。
実際には、自ら手放そうと思って手放し始めたわけではなく、エネルギーを変えるレッスンを始めたところ、徐々に自分が「不幸グセエネルギー」や「惨めな自分でいたいエネルギー」が取り外されてきて、そうすることで、そのエネルギーで構築していた自分の世界が変わり始めた。
簡単に言えば、これまでの自分のエネルギーで創り上げてきた世界は、ただ惨めになりたかったり、不幸になりたかったりして、でももうそれに耐えられなくなってきたとき、その世界を創り上げていたあれこれそれこれのものたちを手放さざるを得なくなった。
たとえば、自分をみじめな気分にいつもさせる恋人がついに許せなくなるとか、自分を閉じ込めるだけの窮屈な仕事にほとほと嫌気がさすとか、ネガティブで嫌味ばかり言う友人と一緒にいるのが苦痛になるとか・・・。
そして、それらと決別を始める。
そう、Bさんはこの「決別」すらできない状況で、実際に自分を不快にさせるものや人、状況にも気がつかず、それがさもさも良いことのように曲解をし、「人生こんなもの」とうそぶく。
しかし、やがてAさんのようにエネルギーの法則を知り、その変容を体験し始めてみると、自分がいかに狭い世界でただ戦ってきたのか、いかに不条理な世界を生きさせられていたのかに徐々に気づいていく。
そして、ついに我慢の限界というところまで来ると、現実世界の手放しが始まる。
手放しがどんどん進み、何もなくなったあと、自分の世界に新たに入ってくるのは、お気に入りの人との楽しいランチだったり、自分を大事に扱ってくれる新しい恋人だったり、リラックスして楽しめる仕事だったり・・・。
実際、このようにしてしか現実は進んでいきません。
ときどき、クライアントさんでも誤解をしている方がいて、このようなエネルギーワークやワークショップに参加されたあと、「よくなるはず!」と思いきや、どんどん状況が悪くなってきて「あれはインチキだ!」「嘘をつかれた」と思う方もいるかもしれない。
しかし、その方の現実が、Cさんやその前段階のBさんのようであるときは、やはりいったん後退してからでなければ前には進めない。
だから、こういったエネルギーを扱うワークショップや施術系は、追い風になる人と向かい風のように感じる人とに大別されてしまうんですね。
私はかつて、自分のエネルギーにまったくそぐわない世界を生きていて、そしてその世界から降りられずに苦しんでいたとき、ヘミシンクに出合ってエネルギーを大きく変えさせられた。
そのあとは悲惨な状況がどんどん現実に起きてきて、非常に苦しい建て直しの時期を経て、今ここにいます。
その建て直しの時期は、言ってみれば20年くらいはかかったかもしれません。
あまり大っぴらにこういうことは言いたくないのですが(みんなをがっかりさせたくないので)、しかし一つの事実でもあるから仕方がないですね。
まあ、20年は少し大げさで、実際に体感があったのは10年ちょっと。
2005年の終わりにヘミシンクと出合い、とにかくどんどん現実がぶち壊れていく期間が3年ちょっとあった。
ぶち壊れていく最後の方で2回目の離婚をして、3回目の結婚をして、どんどんどんどん再構築がその後進んで、13年後の今、最高に幸せな期間にようやく入ろうとしています。
とはいえ、みんなはそこまできっと時間はかからないのは、今はアセンションがどんどん進んで、立て直しもぶっ壊しもマッハのスピードで過ぎるから。
コミットすればね。
あとは諦めないこと。
もう一つは、やり方を間違えないこと。
この三つの条件がしっかり揃っていれば、きっと大丈夫です。
あとは、エネルギー書き換えの旅の最中に、ネガティブな存在に捉えられなければというのも付け加えておきます。
私のやっている団体ライフパス・アカデミーでも、このあたりの話をこんこんとしていますし、ZOOMを使ったアクティベーションライブでも、もっとわかりやすい形でこのような話をしながら、みんなのエネルギーを書き換えるということをしています。
ですから、遠隔アクティベーションや先祖解除セッションだけじゃなく、正しい知識を得ていくためにも、こうした場をぜひご利用くださいね。
ではでは
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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