2019年5月24日
現代の人がほとんどかかっている大小さまざまな「呪術」について ~その1~
呪術の解除について。
まず、「呪術とは何か」について簡単にお話します。
ここで私が言う「呪術」とは、簡単にいうとブラックマジックや陰陽師がかける術式のようなもの。
だけれども、それだけが実は「呪術」とは限りません。
たとえば、あなたの隣の家に住む人が、毎晩あなたの出す生活音に悩まされていたとする。
すると隣人は毎晩こう思う。
「クソ、バカ、死ね、この野郎」。
毎晩、毎晩、隣人はあなたに向かってひたすらこの言葉をかけながら眠るとすると、これはもう十分「呪文」にあたります。
あるいは、あなたが神社好きで、あたりかまわず神社に行ってはこう祈ったとしよう。
「神様、どうか私をご自由にお使いください。この世の貢献をしたいです。私を自由にお使いください」。
非常に素晴らしい神心を持った人に多い、この祈り方。
しかし、現在の日本神社に祀られている神様は、必ずしも素晴らしい存在ばかりとは限らない。
この話は以前記事にしたので、詳しくは『八百万の神様がいる日本の神様模様、その真実』をご覧ください。
あなたが、その素晴らしくない存在に向かってひたすら「私を自由にお使いください」と言い続けたとする。
たとえそれが、一つの神社で一回言っただけだとしても、同じようなことを同じタイプの神社で言い続けると、それはいわゆる一つの「契約」になりうる。
基本的に神の世界では、一度した約束は未来世に及んでまでも果たさなくてはならないという掟があります。
すると、そのために得体のしれない神社まがい、あるいは神まがいの妖怪の類に、いつまでも自由勝手に使われている可能性が起きる。
今世だけでなく、過去世の自分が同じような過ちを犯し、それが今世まで引き継がれるパターンもありあます。
同じ呪術でも、ごくごく軽いものから、生死に至るようなもの、重い病や事故や怪我を誘発するようなものまでさまざまにある。
これらの中から、ほとんど現在の人々で一種の軽い「呪術」状態にあたっていない人はいないのではないかというほど、実際には今生きている私たちはほとんど呪文におかされていると言えます。
なぜなら、過去世や今世の自分によるし残しだけでなく、ご先祖たちによる影響力も多分にあるから。
たとえば、とあるご先祖が誰かの恨みを買い「末代まで呪ってやる」と言われて、そのせいで本来自分には何の問題もないはずなのに、呪術にかかった状態で生きさせられている人もいる。
過去世の中で、陰陽師的な術師に依頼をしてかけてしまった大小さまざまな呪術もある。
このとき、実際にはかけられる側だけじゃなくて、かけた側にも問題は残って、いわゆる「かけて時空にひずみを残したことへのカルマの果たし」という場合もある。
つまり、術をかけたことによって、自分が不条理な取り仕切りに遭い続けている場合もあるということ。
なぜ不条理かというと、「術をかけたい」と思った張本人よりも、それを実行した人に罰は与えられるから。
もしあなたが過去世で陰陽師のようなことをしていて、皆のために大小さまざまな術をかけまくっていたとする。
するとあなたに「かけたい意志」がなくても、ただ「かけたから」、そこから生じた時空間のひずみの調整役を延々とさせられる羽目になるということ。
それは、今世で解消できなければ未来世まで続くカルマともなりうる。
呪術、あるいは呪術の解除については、さらに別の側面からもういくつかのことが言えます。
長くなってしまうので、続きは次の記事に書きます。
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