2019年5月25日
「呪術」について、その2。可愛がっていた人形に霊が入り込んだパターン
呪術について。
もう一つの側面から、これについて話します。
子供の頃、おままごと遊びや人形遊びを皆したでしょう。
実は、人形には非常に念がこもりやすい。
この、念のこもった人形を粗末にしたり、昔可愛がっていたけどすっかり忘れて押し入れの隅に追いやっていたとしたら、これも一種の呪術的な問題に当たります。
あなたが本当にかわいがっていた人形。
名前を付け、毎日抱きかかえて持ち歩き、時にはおやつをあげたり、子守唄を聞かせたりしていたとしたら。
物には念がこもるものですが、人型(ひとがた)をしたものには、さらに人の想いが染みつきやすいという特徴があります。
さらには、人型のものには、霊的な存在が住処(すみか)としやすいという側面もあるのです。
あなたがひたすらかわいがった人形は、ある意味「あなたそのもの」であるとも言えます。
それを忘れて放っておき、暗い押し入れの隅っこに入れっぱなしにしていたとしたら、その人形が寂しがって泣く。
その「寂しい」というエネルギーに引き寄せられて、ネガティブな存在(たとえば、事故や自殺で亡くなった人の御霊など)がやってくる。
すると、その人形を持っている限り、そこにあなたのエネルギーと一体化したネガティブな浮遊霊が居続けるということになる。
それは結局、浮遊霊とエネルギーコードが常時つながりっぱなしになっていると言えるのです。
もう人形をあなたが持っていないとしても、誰かにあげたとか、孤児院に寄付したなどしてこの世のどこかに存在している限り、その状態は続きます。
すると、実際にあなたが霊に憑依されているわけじゃないけど、一種の憑依状態が起きてくる。
すなわち、苦しくて辛くてたまらないという、自分ではない誰かの負の感情に支配され続けるということ。
これは実は、実際に霊に憑依されたことよりも、もっと面倒であったりする。
なぜなら、本体に霊がついていれば、それはわかりやすくもある。
たとえば霊払いのために神社に行って「浮遊霊鎮魂」のようなご祈祷をしたとしたら、それは一定の効果がある。
だけども、本体に霊がついていない場合、そこでは浄化の作業が行われず、「何もないはずなのに何かがある」という状態が延々と残されることがあるから。
「呪術の解除」では、この状態にある人を人形霊のようなものから解き放つこともできます。
次の記事では、先祖的影響力の最たるものでもある、「父方と母方の家が呪術でつながり続ける」パターンについてお話していきます。
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