2020年2月11日
『塔の上のラプンツェル』を見て気づいたこと、それは父母から受け継ぎがちな呪術の取り仕切り
『呪術解除セッション』について、もう一つ示唆的な出来事があったのでシェアします。
私は、普段およそテレビというものを見ません。
テレビはおろか、DVDも映画もほとんどと言っていいほど見ない。
忙しいというのもありますが、あまり映像に興味がないし、この世ごとには我を忘れるほど没頭できる何かがない。
ということで、その日、とあるDVDを見たのはとてもとてもレアな出来事でした。
本当に、ふとした思いつきでテレビをつけて、たまたま偶然、何の映画か知らないけど画像が綺麗だったから見た。
するとそれは、ディズニー映画の『塔の上のラプンツェル』(英語の原題は『Tangled』)だった。
何気なく見ているうちに気づいたのは、「これは呪術解除セッションの前振りだ」ということ。
なぜならその内容は、赤ちゃんの頃に魔女に誘拐されたラプンツェルが、母だと偽るその魔女にマインドコントロールされて18歳になっても一度も塔の外に出させてもらえない、というところから始まる映画だったから。
なぜ、その魔女がラプンツェルを塔の中に閉じ込めていたのか。
ラプンツェルには不思議な力が宿っていて、髪の毛を解かすとそこから生命エネルギーが溢れ出て、それを浴びることで魔女はいつまでも若く美しい女でいられた。
魔女はラプンツェルの髪を一度も切らせず、「塔の外は恐ろしい場所だから守ってあげているんだ」と言って決して外に出さない。
当然、ラプンツェルには友達もおらず外の世界に出たくても、母(と思い込まされている魔女)からキツく言われているから出られない。
おや?と思いました。
これはまさに、親からかけられている呪術の話であり、私たちに起きがちな出来事のメタファーではないかと。
映画の中では、塔に紛れ込んできたお尋ね者の男フリンの助けを得てラプンツェルは塔を抜け出し、見たいと熱望していた灯籠流しを見に行く。
途中、様々な冒険があり・・・。
結局、ラプンツェルは母に連れ戻されるのだけれど、以前のように母の言いつけに素直に従うことも塔の中に大人しく居続けることもできなくなってしまった。
これこそ、呪術が解け始めてきたメタファーであると思った。
ある時、ラプンツェルは気づく。
私はプリンセスだったと。
誘拐されて、魔女に騙されていたのだと。
私は見ながら驚きもしたし、またこれがメッセージでなければ何なのだろうとも思った。
それは、父母があたかも愛情を与えているかのように、守っているかのように様々なことを言ったりやったりするが、結局は彼らが子供たちにしてほしいことを押し付け、狭い世界に押し込めようとし続けているのだという話。
今回の呪術の解除では、主に先祖系の呪術の解除を行なった。
ということは、親のエゴで不幸な人生を押し付けられてきた人たちの解放が行われたのだということ。
またしかし、父母ですら呪術にかけられていたかもしれなくて、子供に対して良かれと思い込んでやっていること、それに気づき始める親もいるかもしれない。
このような、勘違い、思い込み、偏った価値観の連鎖は、延々と私たちを取り仕切り続ける。
もし、あなたが親であったら、実は子供たちに同じことをしているかもしれない。
良かれと思って甘やかし、狭い概念の中に押し込めて、「こうしなさい、ああしてはいけない」ということを、愛情の履き違えとしてし続けているかもしれません。
「可愛い子には旅をさせよ」ということわざがある通り、放任主義で育てた子ほど、自立心が備わりその後に大きく活躍ができるとしたら。
今回の呪術の解除セッションでは、私たちの犯しがちなクセとしての、「よかれと思ってコントロールし、相手を窮屈にさせたり本当に好きなことをさせない」ブロックを、関わる人たちから取り去らせていただいた面もあるようです。
それはきっと、私たちを苦しくさせ続けてきただろうし、そのまま行くと家族共倒れになっていたかもしれない、一つの恐ろしい呪術でもあります。
さまざまな、家族から引き継ぐクセや、無意識に子供の頃から刷り込まれたクセは、断ち切ろうとしてもなかなか難しく、親にされたことを私たちは無自覚的に子供にしてしまいがちでもあります。
これも、呪術。
引き続き、呪術解除セッションからの変容はしばらく続きますから、ご参加いただいた方々におかれましてはご自身の意識の変容にご注目くださいね。
それでは、本日も最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
▼▼▼スポンサードリンク▼▼▼
▼▼▼スポンサードリンク▼▼▼
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう