スピリチュアルにおけるダークサイドについての考察

ネットを回遊していて、さらにたくさんのスピリチュアルコーチ系の方のエネルギーを見比べていた。

恐ろしいほど短絡的な理論を述べる人の背後には、必ずと言っていいほど、ダークサイドの香りがするような存在がついていた。

えっ。

と、素で驚いてしまった（汗）。

だって、そういう人たちは結構な数の読者や視聴者のコミュニティを持ち、それなりの地位立場をこのスピリチュアル界で獲得しているから。

しかも、だいぶ前に流行った、アンチも既にたくさんいる、引き寄せ理論に傾倒していたり、あまり変わらない理論をひっさげている。

これって、古い時代の人々の思想とほぼ変わらない。

「この念仏さえ唱えれば誰でも極楽浄土に行けます」

というイージーさが受けて爆発的に流行った、お手軽宗教と同じであるということ。

民衆心理って、やはりイージーな方、イージーな方に引き寄せられてしまうものなのですね。

それは、いい悪いでは語れない、と言いたいけど、やっぱり良くないと言わざるを得ず。

なぜなら、真実が隠されてしまうから。

じゃあ、一つ前の記事で取り上げたＯさんは、ワクワクする日常を選べば、素敵な彼女が引き寄せられて来るのか。

その前に取り上げた、Ｎさんの孤独癖は治るのでしょうか。

少しはいいことが起こり始めるかもしれません。

でもその代わりに、他の部分はバランスを取って悪くなる可能性の方が高い。

私たちは根本的に変わりたくないから。

とある手法を使って、丁寧にそのネガティブエネルギーを追い出さない限り、同じエネルギーの量と質の中では、同じような人生観を延々と作り出す。

だから、とある部分が良くなると、エネルギーが特段変わっていない場合は、バランスを取って他の部分は悪くなるということはあり得ます。

マインドブロック解除ビジネスって何ですか？

認定協会とか認定資格とかって、一体何なのでしょうか。

私、よく知らないんだけど、同じことを言っている人の背後に同じ存在を見かけます（ここで私が言っているグループは一つではないので、グループごとにいる存在は違う）。

だいたい、ネットワークビジネスもそうだけど、簡単に成功したい人たちはいつでもダークサイドの餌食になりやすいです。

エゴや、成功欲や、認められたい欲、また金銭の問題。

これらを簡単に満たしてくれる存在たちは、常にダークサイド系だと覚えておいたほうがいいです。

また、ダークサイド系のエネルギーは伝播します。

うつります。

だから、そういう人のYouTube動画だって見ないほうがいいし、危険なんです。

エネルギーは簡単にうつるから。

いつの間にか、その思想に浸されてしまっている。

いいとか悪いとか考えるより前に、エネルギーがそうなってしまいかねない。

背後にいる存在が、画面や動画を介して乗り憑って来ることも往々にしてあり得ます。

何でまだ、引き寄せ理論は健在なのでしょう。

簡単だからですよね。

ワクワク、上機嫌でいさえすればいいから。

それは、ひとえには間違いではない。

上機嫌がいいときと悪いときでは、周波数は確かに変わります。

でも、そんなことで人の周波数領域は大きく変化するほどジャンプはしません。

その人の元々の領域の範囲内でおさまる。

このとき、例えば貧乏な家庭で育った人は、自己肯定感が低いままでしょう。

その自分に気がつかないまま、上機嫌でいさえすればいいのだと、「今自分がやりたいこと」だけにフォーカスして、非常識な自分も認めてあげなきゃ、と非常識ぶりを発揮し続ければし続けるほど、世間から疎んじられる人になる。

自己肯定感が低いままであるとき、人に見下げさせる自分は健在だからです。

人に見下げさせたまま、イッツオーケー、気にしない！と、ケセラセラを決め込むと、周囲から見てアホで痛々しい人であるばかりでなく、まともな正しいコミュニティから敬遠されます。

これが、引き寄せ理論第一人者の方が、ネット信者以外から受け入れられない原因の一つであるし、いつまでもアンチがいなくならない理由もそこにある。

「でもいいの！私は私だから！」と言い続けている限り、その方の人生は根本的に良くならないばかりか、たくさんの信者ビジネスで被害者を多く出し続けてしまう。

そんなに簡単じゃない、エネルギーの世界を操ることは。

もちろん、そう難しくもありません。

正しい知識さえ頭に入れれば。

ダークサイドビジネスは、本当にたくさんこの世にあります。

お金をむしり取られなければいいんじゃなくて、誤ったアイデンティティや知識を持たされて、人生の遠回りをさせられるほど、手痛い損失はありません。

この世の法則はあります。

でも同時に、ビジネスとしての成功法則もあり、そこに引っかかりやすい心理は、常にイージーであるということです。

イージーであることは、通常、悪いことではないはず。

でも、ことスピリチュアルに関してはそうは言い切れません。

奥深い悲しみは、通常、私たちの理解に及ばない領域にしか存在せず、それを顕在意識で何とかしようとしても無駄です。

無駄どころか、顕在意識で変えられると勘違いすることによって、潜在意識の奥深くにある問題が連動して動き始め、ますます悪くなっていってしまうことはあり得ます。

難しい問題ですが、今日のところはここまでにしておきたいと思います。

皆様も、本当に表面的なものには惑わされず、また、認定資格ビジネスの餌食になることなく、真実を見極める目を持ってくださいね。

それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。