2017年4月25日
名古屋・熱田神宮・ヤマトタケルをめぐる旅(4)
こんにちは、あべです
まさか、ハワイ島に来てまでお役目やらされるとは思ってなかったよ
でも出発前にガイドの様子がそうだったから、まさか、まさかと思ってたけど・・・。
でも話がこんがらがるから熱田神宮の話を先に書きます。
我々は八剣宮の前までやってきた。
「揃って手を合わせなさい」と声が言う。
3人並んで手を合わせると声が言った。
「あなた方を同時に引き上げていきます。
あなた方に共通して足りないもの、それは強さです。
そのため今後勇敢に地球を書き換えていけるようにあなた方に強さを授ける。
なぜならば、強さは基本です。
闘う剣を授けていきます。
特に左の◯◯K子さん。(仕方がないが)あなたは自覚が足りなさすぎです。
あなた自身で、今後自分が何をなしていくか、再び心でお考えいただきたい。
また宥志さんも弱さを常に露呈し続けます。
あなたの妻という人をしっかり支える強さが必要である。
その自覚を持っていただきたい」
そして八剣宮の神様と思しき男性存在が私に長い剣を渡し
「これで勇敢に闘いなさい。
よく切れるから扱いには気をつけるように」
と言った。
夫には短剣を差し出す。
もちろん、夫がわかるわけはないので、私が受け取り夫の中に収めた。
「より身軽に闘えるように、あなたには短い剣を授けます」
そしてKちゃんには
「あなたはまだ準備ができていないので剣は渡せません」
と言った。
しかしそれでは何なので
「彼女にも何かください」
と訴えてみた。
すると、食べ物らしきものと巻物をくれた。
「これを食べてパワーをつけてください。
そしてこれを読んであなたの魂のいわれを知ってからまた来てください。
準備ができたらまた呼びます」
「ありがとうございます」
と頭を下げ、八剣宮を後にした。
にゃ〜、ついに剣をもらってしもーた
もうこれで勇敢に闘わないわけにはいかなくなった。
熱田神宮の手前でお遣いの方が言った
「もう後戻りはできなくなります」
の意味がおぼろげながらわかってきた。
ま、実際には私がどんな風に闘えるんだか、よくわかんないけどね(テヘッ)。
(なんてヨユーぶっこいてたら、さっそくハワイで闘わされて、そーゆーことっと焦った次第。この話はまた後ほど)
しかし・・・。
これで終わりかと思いきや、ガイドは驚くべきことを言った。
「このあとまだ3箇所行くところがあります」
えっ
3箇所
この時点ですでに14時であった。
ガイドが「速やかに、速やかに」としつこく言ってたのはこのためか。
しかし、間に合うのか。
ガイドは言った。
「ここから南へまっすぐ下った、とある神社に行っていただきたい」
やはり・・・。
実はそのイメージは、すでに昨日得ていた。
他に行くところがあるから寄り道せずに・・・と言われた時に、愛知県の下の方の海岸沿い、というイメージがあったのだ。
だがまさかと思っていた。
電車でどのくらいかかるかもわからなかったから、そんな遠くに行くはずないよなあ〜とたかをくくっていたのだ。
やっぱりか。
とはいえ、どこに行くのか明確にはわからない。
「波打ち際にある小さな神社です」
とガイドは言う。
「地図を見てください」
その声に従いiPhoneでマップを出すと・・・。
果たして、熱田神宮から下ること数十キロ、海の近くに神社マークがある。
「ここですか」と聴くと
「そこではない。その近くにある小さな神社だ」
と言う。
地図を拡大してみると、近すぎてポイントマークが重なっていたようで、海にもっと近いもう1つの神社を発見した。
江崎神社、とある。
「そこです」
とガイドは言った。
「速やかに向かっていただきたい」
まぢすか
しかし、仕方なく2人に告げる。
「この江崎神社ってとこに行かないといけないみたい」
本当に2人が協力的でありがたかったのは、ちょっとの抵抗もなく
「んじゃ、行きましょか」
となったこと。
似た者同士ってラクでいいわ〜(笑)。
ありがたす
調べてみると江崎神社は名鉄常滑線の大野駅というところにある。
Kちゃんが経路と時間を調べてくれた。
しかし、元来無計画な我々は何も考えず、名鉄神宮前駅の真反対の出入り口から熱田神宮を出てしまった。
そのため非常に大回りをして神宮前駅まで行くはめに。
早足で駅まで向かいながらKちゃんが言う。
「14時22分に乗りたいっすね〜。
その次のだと乗り換えで余計に時間がかかります」
その時すでに14時16分。
駅はまだ看板すら見えない。
「ん〜、ちょい無理っぽいね〜」
と言いながらもともかく急ぐ。
面倒臭そうな夫はダラダラとはるか後ろを歩いている。
駅がようやく見えて来た頃、ガイドが言った。
「間に合わせます。
時空を曲げます。
急いでください」
聞き間違いかと思った。
まさか。
その時点で時計を見ると14時20分であった。
駅の前にある信号を渡る手前で言われたのだ。
どう楽観的に見積もってもあと3〜4分はかかる。
信号を渡り、30m歩いて駅構内に入り、エスカレーターを上がり、駅ビルの前を通過して左に折れまた20m、改札を抜けて階段を降りる・・・という道のり。
いつもの感覚なら、ホームに駆け込んだ時には電車は動き出しており、走り去る電車を見送る・・・というタイミング。
直前で扉が閉まるよりも、もう少し遅いくらいな感じ。
まさかすぎて口に出さなかったが、ただKちゃんに
「走ろう」
と声をかけて走り出した。
はるか後ろにいる夫も振り返り
「早く」
と叫ぶ。
エスカレーターを上がっている途中からベルの音が聞こえていた。
「これかな」
「これじゃない」
と言い合っているそばからガイドがまた言う。
「間に合わせます。
時空を曲げます。
急いでください」
「時空を曲げるってガイドが言ってるから急いで」
叫んで走る。
改札を走り抜けると果たして電車はまだ停まっていた。
ベルが鳴り響いている。
階段を駆け下りていると、はるか後ろをちんたら歩いていたはずの夫が猛スピードで私たちを抜かして行き、真っ先に電車に駆け込んだ。
最後に私が息を切らして飛び込むと同時に扉が閉まった。
ゼイゼイ、ハァハァ、ゼイゼイ、ハァハァ・・・・・・・・・・・・・間に合った
私たちは荒い息を吐きながら顔を見合わせた。
時空を曲げるって・・・まぢで
今これを書きながら、ガイドが面白そうに、なおかつちょっと鼻高々に覗き込んでいるのがわかる(笑)。
我々はそのくらい簡単にできるんだよ、ってなにを今さら驚いてるのって感じ。
まあ〜、犬が我々に
「なんで料理なんてできるの」
って驚いてるのと同じようなもんかもね(笑)。
さて、そんなこんなで大野駅に到着。
こんなことでもなけりゃ、降り立つこともない見知らぬ駅。
どこなんだ、ここは
ぶらり神様を訪ねる旅は続きます。
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