2021年1月17日

エネルギーワーク後の膿み出しはなぜ起きるのか、またその効能について

 

 

エネルギーワークを続けていくと、必ずネックになってくるのは「膿み出し」です。

 

 

膿み出しには大きく分けて2通りあって、一つは、自分自身の内側からネガティヴなエネルギーが湧き出てくることによって、極端にナーバスになったり、イライラしたり、怒りや悲しみが噴出したりすること。

 

 

要するに、感情に出る、というパターン。

 

 

この仕組みは簡単で、これまで私たちが内在させつつ放置していたネガティヴエネルギーが、浮き上がって来て完全に取れていくまでの間、そこに滞留しているために感じる感情です。

 

 

ネガティヴエネルギーって、私たちは普段あまり感じたくないから放置している。

 

 

それに触れないように、大回りして避けて暮らしていくし、それが溢れ出て来そうになったら慌てて押さえ込んだりする。

 

 

すると、そのエネルギーは、私たちのエネルギー場の一番奥の方まで押し込められたりして、それは一見ないかのように扱うことができる。

 

 

でも、私たちのエネルギー場の仕組みってとても複雑だから、その内在しているエネルギーがある限り、それは必ず人生に悪影響を及ぼし続けます。

 

 

それらがいつどう働くのかはわからない。

 

 

 

例えば、しょっちゅう恋にばかり落ちている人がいたとしたら、その人の内側には「恋しい」という恋心エネルギーが存在している。

 

 

これは、いいようで良くない。

 

 

なぜなら、例えば既に結婚して子供もいる人が、しょっちゅう恋にばかり落ちていたら落ち着かない。

 

 

落ち着かないだけならいいけど、不倫願望が芽生えてしかたなかったり、恋しいあの人を思って目の前の夫や妻や子供たちが鬱陶しくなってきたりもしてしまうだろう。

 

 

このとき、実は「恋心」の正体ってなんなのかというと、愛されなかった記憶であるとか、深く愛した人と添い遂げられなかった記憶であるとか、「切なさ」とほぼ同等です。

 

 

そして、「切なさブロック」を持っている人の恋愛は大抵うまくいかない。

 

 

なぜなら、内面に切ないエネルギーがあるということは、「切ない」と感じる場面を誘発し、その感情に浸されるから。

 

 

実は私たちが勘違いしがちなのは、「これこれこういうことが起きたから、この感情が起きた」と思いがちだけど、逆なのです。

 

 

その感情(エネルギー)があるから、そういう出来事を引きつける、これが正解。

 

 

だから、「切ない恋心エネルギー」がある人は、切ない気持ちを感じる恋を引き寄せる。

 

 

たまに切なくなることがないほどうまくいった場合、飽きてしまって切ない恋をまた心は求めていきます。

 

 

 

今は恋心に関しての説明をしましたが、別の例を挙げれば、貧乏ブロックがある人は「貧乏になりたくない」という感情を通じて、常に貧乏と隣り合わせの人生を生きていく。

 

 

怒りのネガティヴエネルギーがたくさん溜まっていれば、短気になるかもしれないし、怒りを他者を蹴落とすために使うかもしれないし、逆に自分を奮い立たせる力に使うかもしれません。

 

 

 

そして、多くの方が持っている、哀しみエネルギーについてです。

 

 

哀しみエネルギーって、大抵は自分を泣かせるようなことを自分に起こさせる。

 

 

自分を哀しくさせるような人とばかり付き合ってみたり、面倒ごとを起こして、人に冷たくされる(実際には自分がさせている)ことで哀しんでみたりもします。

 

 

わざわざ言わなくていいこと、やらなくていいことをやることで人から煙たがられ、孤独の世界に自分を追い込んでいく人もいるでしょう。

 

 

はたまた、頑張って人に辛いところや落ち込んでいるところを見せないことで、誰からも大して心配されない状態を創り、それによって心密かに哀しみ続ける人生を生きる人もいます。

 

 

 

で、ここで膿み出しの二つ目のパターンについて言うと。

 

 

こうしたネガティヴエネルギーを内包していた人は、ネガティヴ感情が浮き上がってくると言いました。

 

 

ここでいう二つ目の膿み出しパターンとは、それだけでなく、そこから付随する形も含めて、ネガティヴな出来事が現実に現れてくるというパターンです。

 

 

 

一つ目の膿み出しとの決定的な違いは何か。

 

 

それは、感情がネガティヴに触れていなくても、突然、突発的に驚くようなことが起きたり、自分のせいとは言い難いようなことが起きて来たりもするということ。

 

 

自分の感情がネガティヴに落ち込んだので、その結果周りの人と喧嘩をするとか、会社に行けなくなるなど、現実が一見悪く回り始めたように見えるようなことは、起こり得ると考えやすいですよね。

 

 

でも、感情的にはネガティヴになっていないのに、勝手に(一見)ネガティヴな出来事が向こうからやってくる。

 

 

なぜなのでしょうか。

 

 

それは、外からのサイキックアタックというよりは、内からのサイキックアタックのようなもの。

 

 

すなわち。

 

 

それは、気づきをはっきりと目に見える形で与えなければ、その状況が変わらない時に起きます。

 

 

 

例えば、早起きが苦手な方がいたとします。

 

 

毎回、寝坊をして遅刻もしょっちゅうしてしまう。

 

 

でも、許されて来た。

 

 

しかしその「早起きができなくて遅刻をする」パターンは、実はネガティヴエネルギーがもたらしていた。

 

 

「人に迷惑をかけ続ける自分であらねばならない、そして怒られて、自己肯定感を低くせねばならない」というネガティヴエネルギーです。

 

 

この場所、実際に、とんでもなくひどい出来事が起きてしまい、心底反省をしたうえで、本当の意味で心の底から改善策を練り始めた時、初めてその悪癖が自分から取り去られる。

 

 

そういう形の、より良い自分に変わるための一つの施作としての、ひどい出来事で徹底的に自分を貶める、反省させる、というパターンの膿み出しもあるということ。

 

 

 

例えば、お金遣いが荒くてこれまでもやめよう、やめようと思って来ても、ついカードの限度枠ギリギリまで買い物をしてしまっていた人がいたとします。

 

 

でも、これまでは払えてきた。

 

 

何とかやりこなせるからこそ、良くないと思いながらそのクセをやめられなかった。

 

 

エネルギーワークをして、真実の豊かさに手をかけられるちょっと手前まで来ても、その悪癖は完全にはなくならなかった。

 

 

最後の一押しで、とあるエネルギーワークを受けてみた。

 

 

すると、これまで何とか回っていたお金が決定的に足りなくなって回らなくなる、という、一見最悪に見える出来事が起きてしまった。

 

 

通常、人は何か悪い出来事が起きると「なぜこんなひどいことが起きたのか」とショックを受けます。

 

 

悪い出来事は、悪いのだ、と思います。

 

 

でもそれは、良くなるために起きている悪い出来事であるということ。

 

 

それはその人に限度枠ギリギリまでカードを使うような綱渡りを、本当の意味でやめさせるために、内側からの警告として起きたということです。

 

 

それによってその人は、「もうカードは使わない」と宣言をして、カードにハサミを入れるかもしれません。

 

 

信頼できる家族にカードやお金の管理を任せるかもしれなくて、それが結果的に、その後のその人の金運上昇に役立つ。

 

 

このようなパターンがあるのです。

 

 

だから、エネルギーワークを続けている人たちに恐れないで欲しいのは、例えば、一見最悪に見える出来事が起きたとしても、その本質を見失わないでいただきたいということ。

 

 

それらは、本当の意味合いにおいては、あなたの生活や人生を向上させるために起きているかもしれないということ。

 

 

 

そしてこれは、皆の話であると同時に、私の話でもあるようで。

 

 

やはり、私の悪癖といえば、人のことばかりやりすぎる、考えすぎる、自分を蔑ろにしがちな自罰ブロックがある面。

 

 

加えて、自己肯定感の低さや自己愛の薄さが挙げられます。

 

 

これまでは、感情を通じた膿み出しはたくさんありました。

 

 

哀しくなる、切なくなる、自己反省をさらに繰り返すなど。

 

 

また、「気づいた!」と一瞬だけ思うようなこともある。

 

 

しかし、今の私は、自分がどれだけこれまでも自分に罰を与え続けて来たのかを、体験を通じて知る必要があるようなのです。

 

 

それはたとえば、大事にして来た人との関係性を一時的にせよ壊しかねないような大ポカミスも含めて、その人や他の人との人間関係を通じて自分をさらに封じ込めるような物言いや振る舞い含めて。

 

 

 

基本的に、自分の世界で起きていることは、自分に起きた責任がある。

 

 

ということは、それは例えば他者からの横やりに一見見えたとしても、それを誘発するに至る自分の行動の癖が関係している。

 

 

凡ミスばかり犯しがちな人は、なぜ自分が凡ミスを多発させるのか、その根本的原因に気づかなくてはならないし、人から怒られてばかりの人がいたとしたら、自分のとある振る舞いや癖によって、他者を怒らせていた自分に気が付かなくてはなりません。

 

 

 

要するに、膿み出しも含めて、あらゆる全ての出来事は起こるべくして起こるということ。

 

 

そしてこれらのことが、エネルギーワークを受けた直後に起こりやすいということを認識しさえすれば、驚くようなこと、嫌なこと、信じられない出来事が起きたとしても、それは良くなるために一時的に凹んでいるだけのことなのだ、と理解ができる。

 

 

理解ができさえすれば、私たちはあまり恐れる必要もないし、納得もできるでしょうから。

 

 

 

ですから、3番目にお伝えしたいこととしては、「エネルギーワークをする=ハッピーな出来事がたくさん起きてくる」とはならない場合が往々にしてあるということ。

 

 

本当の意味合いにおいて良くなるためには、一旦ネガティヴな場所を通過せねばならず、それまでのネガティヴ影響力が濃くて強ければ強いほど、苦しい期間は長引く傾向があります。

 

 

しかし、これを恐れていては同じ場所をただクルクルと回り続けるだけ。

 

 

ですから、私は膿み出しは嫌いだけれども、それは次の段階に上がっていくためには必要なことなのだと捉えて、どんなことが起きても歩みを止めるつもりはありません。

 

 

これは私の考え方でしかないですが、皆さんにも、エネルギー変容の正しい仕組みを知っていただき、より良い人生を手に入れていっていただきたいなと思います。

 

 

 

最後にお知らせですが、昨日より、2月の『ワールド先祖解除セッション』

 

 

と、1・3・5回から選べるセットセッション自己肯定感の低さを形づくるあらゆるブロックの解放』

 

 

の募集を開始しました。

 

 

こちらのセットセッションは、いわば、ライト系呪術解除を回数セットにして行うようなもの。

 

 

呪術解除を謳ってはいませんが、基本的に取り扱う分野は、道具を使わずに取れる範囲にあるあらゆる呪術の解放です。

 

 

これまで呪術解除セッションを受けたことがない、という方にも向けて、お申し込みのしやすい料金設定と、一回からお申し込みができるようにしてあります。

 

 

ぜひ、この機会にご利用いただけたらと思います。

 

 

それでは、本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

 

 

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