2022年3月5日

解除夢の解説 その1 根深い羞恥人と罪悪感と胸部の末梢

 

 

セドナから帰って1週間が経ちますが、未だに、濃い「解除夢」を見続けています。

 

これこそ、旅でのイニシエーションパワーがどれほど強かったのか、と気づく。

 

それらの夢は一貫して、私の「愛と豊かさ」がテーマ。

 

そしてそれは、やはり先祖系の呪術のお掃除とも深く関わっているようなのです。

 

全ての夢は把握できていないし、たくさん書いてもトゥーマッチなので、ハッキリと何のブロック(トラウマ)解除なのか、わかる夢だけ、皆様への周知としてご紹介していきます。

 

まず、一昨日の夢から抜粋。

 

母方の親戚の叔父たち(血のつながりのある叔母の旦那達なので直接血はつながっていない)が、プロレスラーの格好でやんやと周りにもてはやされながら出てくる。

 

老朽化した四角いビルの中にいて、そこは廊下から部屋までびっしり多くの人で埋め尽くされている。

 

その中を、パンイチのプロレスラーの格好をした、齢(よわい)83の叔父達が、拳を振り上げながら颯爽と登場し、皆拍手喝采で迎えられる、というもの。

 

それを叔母や母達も見ていて、「プロレスが大好きだったからね」とか言ってる。

 

まさか、83歳の叔父達がパンイチでプロレスラーの格好で夢に出てくるとは。

 

起きてから、その内容の異様さと、母方の親族が皆出てきたことから、母方先祖系の超ネガティヴな因縁らしきものの解除に手がかかったのだと思った。

 

 

この夢には、いくつかの解除夢の特徴が現れています。

 

まず一つは、ビルの中であったこと。

 

これまでもお伝えしてきましたが、夢の中で潜在意識を表すものとして、代表的なものは、「建物」や「部屋」です。

 

その形状や大きさや、それがどんなもので埋め尽くされているのかに、ヒントがあります。

 

今回の解除旅では、私はたくさんの顧客の方のエネルギーを同時にお連れしたので、「老朽化したビル」は集合無意識ゾーンでつながる、大勢の方の潜在意識を表していること。

 

なぜ老朽化していたかというと、皆の心の内側にたくさんの古めかしい、もう役立たない信念体系がしっかり刻印されていたから。

 

それをエネルギー的に知覚すると、「たくさんの部屋に分かれた古いビル」となったようです。

 

そこは本当にぎっしり、たーくさんの人で埋め尽くされており、これらのほとんどは、皆の過去世にまつわる人たち。

 

中には、もちもん皆の先祖達もいたでしょう。

 

この夢のテーマは

 

「見せしめの殺し合い」

 

です。

 

なぜなら、実はプロレスや格闘技は、その昔の、人が殺し合ってそれを観客がコロシアムで眺めていた時代の名残のスポーツ。

 

その昔は、罪人同士が鉄条網で囲われた中で血みどろの殺し合いをさせられたり、獰猛な動物に食い殺されるのを見せられる、見せ物的なものはどの国にもあったようです。

 

ここからは、私のガイド達の解説になりますが、結局こういうことのようです。

 

「皆様のDNAの中には、等しく、このようなエネルギーブロックがありました。

 

『私は罪人。殺されても仕方がない』

 

実はこの意識こそ、皆の集合意識の中からお掃除をしたかったものになります。

 

なぜなら、古い時代、コロシアムで過去世体験的に殺し合いをさせられた者は、その時の根深い痛みと恐怖と、さらに言えば羞恥、他者からの好奇の目に対する恐怖や憎しみ、また一種独特の諦めという感情を持ち越す。

 

さらには、それらが先祖の体験としてある者は、DNAの中に刻み込まれ、一族の特徴ともなる。

 

たとえば、人に気を使いすぎる者たちがそう。

 

また、人目を気にしてばかりいて、自分の心に従えない者達もそうです。

 

またさらに、お金を稼がなくてはならない、そうでなければ殺される、というような、お金を稼ぐことの恐怖の材料に使わされている者達もいます。

 

なぜなら、見せしめのように殺されていった者たちは、恐怖政治の果てに当時の支配階級からそのように扱われていったわけで、それを目の当たりにさせられた者たちは、そうならないように、そうならないようにと、慎重にならざるを得なくなった。

 

さらに言えば、そこで稼がされる金は、全て他者に献上しなくては気が収まらなくなる。

 

なぜなら、潜在意識の中で先祖DNAや魂の記憶は言うから。

 

『お上に献上せよ、献上せよ。自分の利益にしてはならない。殺されますから』

 

これがどれだけ、皆の心の中でこだまし、『必死に働いてはお金を得て人に取られる』という循環を作っていたのか、ということです。

 

またもう一つのことだけ言いますが、それらは皆の中に共通するエリアにあった。

 

一つは、『支配階級に支配される者たちゾーン』。

 

もう一つは、『共通の過去世を持つ者同士のゾーン』です。

 

先に挙げたものはわかりやすいので説明を省きますが、後者の意味合いはこうです。

 

『似たような過去世を共通の意識として体験させられた者たち』。

 

すなわち、集合意識ゾーンに集まる記憶の貯蔵庫に、皆が同時に体験した過去世にまつわる、痛みとしての記憶があった。

 

それらは一人の人間の過去世カルマの解消だけでは取り去れず、皆に同時にブロック解除エネルギーを流す必要があったこと。

 

だからこそ、今回のカルマ解消の旅はネイティブ・アメリカンの聖地セドナで行われた。

 

この『見せしめの殺し合い』の記憶のありかこそ、アリゾナ州の国定公園の中にあちこちあったはずのインディアンの部族による凄惨な記憶にまつわること。

 

お伝えをして、私たちは一旦去ります」。

 

 

私からの解説はいったん差し控えたいと思いますが、この除去が行われたあとの体感としての感想を少しだけ。

 

長らく心の中に巣食っていた、

 

「他者への恐怖」

 

「遠慮」

 

「罪悪感」

 

が格段に減っていることに、今さらながら気付かされる。

 

たとえばそれは、アメリカに住んでいたらハッキリとわかる

 

「アジア人なのに西洋文化圏に住まわせてもらっている、情けなさと恥ずかしさと怖さ」

 

という感覚として、私の内側に打ち消しても消えない思いとして長らくありました。

 

たとえば、外国に住む憧れや解放感はあるものの、方や、どこかいつもビクビクしていましたし、英語がうまく話せないのも、ちゃんと聴き取れないのも、不便で困るというより恥ずかしくて情けなかった。

 

でも今、ほとんどそれが消えていることに気づく。

 

気づくのはとても簡単で、なぜなら、これまでは英語が実は話せるのに、たどたどしいのが嫌で、とか、どうせ伝わらないから、とか理由をつけてアメリカ人と話すことを避けていた自分が、もういません。

 

突撃型になっていて、「何とか通じるでしょ!」と電話をかけたりもできるようになっている。

 

この変化は大きいです。

 

もちろん、他にも気づくところはたくさんありますが、長くなるのでカットします。

 

一つだけ付け加えるとしたら、他者への遠慮が格段となくなってきた。

 

いままでは、自分の権利を主張することが嫌いでした。

 

できなかったと言ってもいい。

 

それが間違えているかもしれないし、相手にエゴ的だと思われるかもしれないし、嫌われたくない、テイカーだと思われたくない。

 

こんな理由だと思い込んできましたが、実はもっともっと根深い部分に理由があったこと、今気づくのです。

 

次の夢の解説にいきたいのですが、長くなりそうなので記事を分けていきます。

 

いったん終わります。

 

 

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