2022年12月2日
フィラデルフィア、イースタン州立刑務所にいた奇妙なヤツら
フィラデルフィアの有名な観光名所の一つであるイースタン州立刑務所。
この刑務所は、1829年に当時の有名建築家によって建設された、いわばなりもの入りの刑務所。
デザイン的に新しかっただけでなく、入所者に対する刑の与え方や、室内の様式にもこれまでにない新しい方式が使われていたそう。
有名なアメリカのマフィアのボスである、アル・カポネも一時収監されていたそうな。
ここには、奇妙な存在たちがたくさんいたのを見た。
何なんだろう、あれ?
幽霊のようで幽霊じゃない。
人の意識の塊のようにも見えるけれど、それだけじゃ説明できない。
人の形はしているけど、幽霊ではなくて、残像思念のようにも見えるけれど、ちょっと違う。
頭がおかしくなったみたいに、そこらじゅうをくるくる回ったり、手すりをあちこち飛び移っていたりする、クリーム色の精霊みたいな感じのヤツら。
これ、なあに?
ガイドに聞くと、こう答えた。
「あれは、かつてここに収監された囚人たちに取り憑いていた、キミの悪い精霊もどきのヤツさ。
ヤツらは人間ではない。
幽霊でもなくて、ただ存在だ。
そして、人の気を狂わせるための働きを長いことさせられていた存在たちでもある。
でももう今はお役御免になって、人の気を狂わせ続けなくてよくなったから、ああやって手すりをくるくる回ったりあちこち縦横無尽に飛び回って遊んでいるんだ」
えっ、それってどういうこと?
ガイドの説明を要約すると。
「残像思念的に見えるけれどそうじゃなくて、かつては人に取り憑いたりして、人の記憶をあやふやにさせるとか、気狂いめいた行動を起こさせるなどしていた、精霊というよりは一種の妖怪の類。
でも、彼らに基本的には意思はなくて、使役していく存在が別にいる。
その存在たちの指示には基本的に逆らえないので、仕方なく指示されたときにはその相手に取り憑いて、気をおかしくさせることをしてきた。
これに取り憑かれてしまうと、正常な判断ができなくなってしまいやすくなるため、人は犯す必要のない犯罪を犯さされてしまい、捕まって囚人とされた」
これもまた、一種のサイキックアタックなのだとか。
もちろん、使役していく存在とは、ダークサイドたちのことを指す。
ここでは、私たちは念入りに2時間近くかけて見学させられて、その間に、背負ってきた顧客の方々のネガティヴエネルギーのリリースと、私と旅の仲間たちのネガティヴエネルギーのリリースを同時に行った。
なぜ、ここでネガティヴエネルギーのリリースが行われたのか。
また、それができたのか。
この地における高い意識体たちのサポートによってそれは行われたそうで、なぜなら、ここには一種の魔物たちが未だに棲んでいるので(その精霊みたいな変な連中)、そいつらが漏れ出して悪さをしないように見張っている。
その高い土地の存在の力を借りなければ、みなさまにも取り憑いていたかもしれない、おかしな行動をさせるネガティヴ意識体たちのリリースができなかったから。
私自身の中にも、「何で今こんなことをやるんだろう?」という、自分でも不可解な行動に及ぶことがたびたびあって、それは、ここにいた存在に似たような変な奴らを遣わされて、そういう状態を起こさせられていたのだと、ガイドたちに教えられた。
わかる。
何で?と思いながら、その行動が止められないような、奇妙な体験はこれまでもたびたびあった。
そういう、生産性もないし、誰のためにもならず、しかも自分にとっては疲弊するだけの行動を止めたくても止められないことが、これまでよくあった。
そうなのか、それもまたサイキックアタックによるものであって、こういう存在たちを遣わされていたのか!
驚くと共に、嬉しかった。
もう二度と、そんな体験をしなくて済むようになるのかと思ったら。
自分でもおかしいとわかっていても制限できない行動を取らされ続けることは、ストレスでしかなかったから。
きっとみなさまも、覚えがある方はいるでしょう、その感覚に。
それが止んでいくのかと思うと、本当に嬉しい。
この刑務所を出てから、私たちはサクッと、エドガー・アラン・ポーがかつて住んでいた歴史地区へと行かされた。
ここでの滞在時間は、約15分。
ガイドたちは何も言わなかったんだけど、後で聞いたところによると、刑務所で取り込んでしまったネガティヴエネルギーのリリースのために使われたとのこと。
なぜなら、その取り込んだネガティヴエネルギーは、エドガー・アラン・ポーの世界観とピッタリであり、さらには引き受けてくれるような存在たちがいたからだと。
ちょっと待て。
エドガー・アラン・ポーの世界観とピッタリと言うことは、つまりは殺人者や犯罪者たちということ?
「まあ、それにちかいけれど、幽霊ではない。
それこそ、犯罪者たちの残像思念のようなものだ」
と、ガイドは涼しい顔をして言うのです。
今、帰ってきてしばらくしてから聞いたからいいものの、そのときに聞かされていたら怖すぎる
まあ、とにもかくにも、そのような形で私たちは守られて、安心安全な形で、ホテルに戻ることができたのです。
寒い中30分近くも歩いて、身体が冷え切ったけど。
次のブログ記事で、一旦フィラデルフィア渡航記は完了します。
続く。
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