2019年9月23日
ブロック解除の基本的な話「先祖供養」と「過去世カルマ」について ~その1~
今日はブロック解除の基本的な話を、「先祖供養」と「過去世カルマ」に分けて、少しだけお話をさせていただきます。
まずは、「先祖供養」について。
時々、先祖解除系のセッションで問い合わせいただくのが
「誰の名前で申し込めばいいのか」
「父方、母方の名字が必要とのことですが、これは婚家のことか、それとも実家のことか」
というような内容。
これにはいつも共通の回答をさせていただいていまして
「ご自身の名前でお申し込みをされて」
「ご自身の父母の実家の名前を教えていただく」
というもの。
時々、「父が養子に入っていて」「生みの親と育ての親の両方がいます」など、多少複雑な家族関係があることがありますが、そのような場合には、関わるすべての家のお名前をいただいています。
なぜご自身の名前で申し込むかというと、「申し込んだ方に加護がかかるのが普通」だから。
特に私の行う「先祖解除」と銘打ったセッションは、単純な先祖供養だけでなく、過去世カルマの回収や、最近では呪術の解除も行っています。
ですので、ご自身をよくしていただくことを基本として、周りも同時に幸せになるような流れをつくるツールとして、先祖系解除セッションはお受けいただきたく考えています。
まれに、「主人にもよくなってもらいたいので、本人に告げないまま申し込んでもよいか」というご質問をいただくことがあります。
それは、良い面とあまりよくない面と両方がもたらされる可能性があります。
まず一つ、良い面においては、ご主人の実家があまり先祖供養などに重きを置いていなかった場合、妻が発案して行うことで家系のお掃除が進むという点。
しかし、良くない面としては、ご主人の実家の先祖たちが、今度は妻を頼って来すぎてしまう可能性があるということ。
つまりは、妻の上に重石のように、ご主人の家系の問題ごとが多数乗っかってきてしまう可能性があるのです。
ですから、本当はあまりお勧めしていませんが、ご夫婦は一蓮托生的な面が否めませんから、それでも良いとご覚悟をお決めになられた場合は、ご主人のご実家についてもお申込みいただいても良いかもしれません。
しかしここからは、婚家であろうがなかろうが、自分ではない家のお掃除をしようとすることは、余計な面倒ごとを二倍背負い込むことになる可能性が高いという話を少しだけさせていただこうと思います。
通常、ご先祖様たちはどこで何をしているのか。
端的に言って、すでに成仏している先祖たちは、霊界のわりといい場所に居ます。
御仏(みほとけ)になられていることも多く、神的意識体と同じような働きができる存在も多くいます。
すると、そういう家系の子孫であることは非常に誉れが高く、たくさんの目に見えない加護やサポートをいただいて、その家や、先祖に気に入られている子は栄えます。
ただし、そんなご先祖様ばかりでない家系の方がどちらかというと多く、そういう場合、ご先祖様は単なる幽霊として、あの世とこの世のはざまで苦しんでいる。
ということは、どこに行けばいいかわからないし、誰を頼ればこの苦しみが終わるかもわからない。
すると、通常は子孫を頼る…という風にどうしてもなってしまう。
なぜなら、連なるコードは生命の息吹を通して発現するとき、人と人とが死に別れてもどこで繋がっているかというと、この「家系の因縁」コードで繋がっているということ。
つまりは、死んでも自然とつながり続けるコードは「血筋を伝った、血縁関係のあるもの」ということになります。
だから、死んだあと苦しんでいる先祖たちは、唯一見えている「血筋のコード」を辿って、子孫のところに助けを得るために集まって来る。
そして、先祖供養を始めていくと、一時、この「血筋のコード」がよりはっきりくっきりと幽霊のご先祖様には見えるようになります。
なぜなら、その「血筋のコード」を伝って先祖の浮かばれない御霊を集め、そこにお経やお供物、また高次元のサポートを集めて、あの世に引き上げようとするから。
そこで引き上げられた幽霊としての先祖たちは、皆、あの世で御仏となって力を取り戻す。
すると、上げてくれた本人である子孫に感謝の意を表し、その子孫を手厚く守る…という働きが起きてきます。
また、成仏していないご先祖様より、しっかり成仏なさって子孫を守る力をつけたご先祖様が多くなると、その家系は問題ごとが消えたり、どんどん栄えてきたりします。
これが、先祖供養をし続けることによって、それをした本人および、家系の者たちが幸せになる仕組みです。
しかし、これを他家にやってしまうとどうか。
自分の先祖ではない幽霊たちが、「助けてくれる人がいる」と多数集まってきてしまいます。
つまりは、一時的にひどい憑依状態になってしまったりします。
先祖の憑依ってどうして起きるのかというと、単純に「頼られるから」。
では、他家の、自分の先祖ではない幽霊が来るとしたら?
それは、単純な憑依とほとんど変わらなくなる。
ということは、その憑依してくる者たちをたとえ上げたとしても、彼らがその人をサポートし続けてくれるとは限らない。
つまりは、「上げ損」ということにもなってしまいます。
ですから、一蓮托生のつもりで嫁いだ愛する夫のためならまだしも、自分の家の墓の隣にあった無縁仏のような墓のお掃除をするとか、知人の家の墓守を請け負ってしまうなどは、なさらない方が無難です。
しかし、一度手をかけてしまったそういう家や墓がある場合、もうすでにその家の幽霊たちが助けて欲しくて来ている場合もあるので、急にやめることが問題に当たる場合もあります。
最後までやり切る覚悟がないときには、他家のお掃除や墓掃除などはしないのが無難です。
また、先祖供養をするときの注意点としては、「自分が先祖の幽霊をちゃんと受け止められるだけのエネルギーがあるか」ということが一つ挙げられます。
もし、自分のエネルギーが強くパワフルである自覚があれば、多数の先祖の御霊に乗っかられてもあまり大きな問題はなく、彼らをあの世に還すことができるでしょう。
しかし、自分のエネルギーが低く弱い状態のときに、非常に汚れた家系のお掃除を始めてしまうと、どーんと一時的に人生が悪くなってしまうことがあります。
ですから、まずは過去世カルマの回収などを通して、自分自身のエネルギーの状態をよくしておくことも大事になります。
また別の側面から、この先祖供養の仕組みについて書いていこうと思います。
結婚して夫の家に入った途端に起きてくる、先祖の因縁が絡んださまざまな問題についてです。
これは、お掃除の済んでいない家系に嫁ぐことによって、図らずもその婚家のお掃除をさせられてしまうことがある、という話です。
少し長くなりますので、その2に続きます。
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