2019年10月5日
コルマールと『ハウルの動く城』と私たちがかけられている呪術のつながり
『ハウルの動く城』を見ました。
見るまでは、それが魔法使いに関するものだと、全く知りませんでした。
『ハウルの動く城』はジブリ作品で大ヒットアニメということだけ知っていて、内容はおろか舞台もテーマも知らず。
そして今年の6月に、フランスやスイス、ドイツの国境沿いの街、アルザス地方を旅した。
そのアルザス地方、フランスとドイツの国境沿いの、現在はフランス領となっている場所にコルマールという街があります。
「コルマール」という地名は、そこに行って初めて知った。
そのとき、ツアーガイドさんが教えてくれたことがある。
「この街は、有名な『ハウルの動く城』のモデルとなっているところで、映画に描かれた家があるんですよ」と。
その家はこちらです。
そして、このとき初めて私は「薔薇十字団」というワードを聞いたのです。
聞いたというよりは、勝手に私の口から飛び出した。
「この地における、薔薇十字団と関わった過去世を解除します。解き放ちます。その時のネガティブなエネルギーコードを断ち切ります。もう私は、薔薇十字団とは関係がありません」
街を歩きながら、このアファメーションをひたすらしていた。
私のサポートガイドたちが、普段、私の口を通して情報を伝えてくるのと同じように、そのとき街を練り歩きながら、ただ勝手にこの言葉が私の口から出てきたのだ。
「薔薇十字団? なんだっけそれ」
言いながら私は思った。
ホテルに帰ってからネット検索をしてみると、それは中世から近代世にかけて存在した、秘密結社だということがわかった。
魔術師集団のようなそれは、創始者ローゼンクロイツによって設立され、多数の人々を錬金術により救うというような内容の書籍によって知られるようになった。
と、これもまた完全なるネットからの受け売り。
今、ウィキペディアを見て知ったのです。
そして、薔薇十字団の創設者ローゼンクロイツはドイツ人だということも。
その、17世紀初頭に書かれた『友愛団の名声、賞賛すべき薔薇十字団』も、ドイツで出版された本。
ドイツ・・・。
今、それを知らされ、驚いている私。
だって、本当に知らないのです。
薔薇十字団がどこにあったとか、どんな背景で誰が創ったのかとか、それによってヨーロッパのどの人たちがどうなったのかとかも。
コルマールでツアーガイドさんが
「あれが『ハウルの動く城』のモデルの家です」
と教えてくれた時も、まったく興味がなかったけど、みんながこぞって写真を撮っているから、私も1枚くらい撮っておくか、そんな気持ちで撮っただけ。
だけど、今、ローゼンクロイツや薔薇十字団を改めて検索しながら見つけたのは、この絵。
『薔薇十字団の見えない学園』と題されたこの絵こそ、ハウルの“動く城”だわ・・・と。
ジブリ作品の絵は載せられないので、みなさん、検索してみてください。
ということは、コルマールの景色が描かれている『ハウルの動く城』は、結局、この薔薇十字団がモデルになっているということ?
コルマール・・・、ハウル・・・、魔法使いや魔女たち・・・、そして、コルマールやストラスブールなどのアルザス地方を襲った30年戦争。
コルマールがなぜその戦火の中焼け残って、未だに中世の街並みを現代に残しているのか。
「それは、この地にいた魔術師たちが魔術をかけて戦争から守ったからだ」
と、そのときガイドたちは教えてくれた。
私はただ「ふーん」と思っただけ・・・。
しかし、今知るのは、私もその呪術に深くかかわっていたんだということ。
今、いろんなパズルのピースがパチンパチンと音を立ててはまり始めている。
本当に驚いているのは、私は知らなかったから。
コルマール地方に呪術と関係する土地があったことも、ストラスブールに行かされたのもそれが理由だったことも、また『ハウルの動く城』のモデルがそこにあったことも。
もちろん、薔薇十字団がその下敷きになっていることすら、知る由もない。
私が初めてコルマールを訪れたときに書いたブログはこちら。
ストラスブールより、薔薇十字団の過去世の呪術にまつわるコードを解除
あまりにも何も知らなさすぎる。
せっかく撮ったのに、『ハウルの動く城』のモデルの家の写真すら載せていない・・・。
そして、今、『ハウルの動く城』を見て、また思う。
「これって、今の私たちのこと?」。
長くなるので、一旦ここまでとし、次のブログで続きを書いていきます。
▼▼▼スポンサードリンク▼▼▼
▼▼▼スポンサードリンク▼▼▼
いいね!しよう